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3月の街

こんにちは。ののぶんがくです。お久しぶりです。少し思考の整理がしたいと思って文章を綴っている次第です。

・出会いと別れについて
春は出会いと別れの季節なので出会いと別れについて自分が考えることを少し。出会いと別れって極論は生と死に行き着くと思うんですけど、そんなオーバーな話をしなくてもそこら辺に出会いと別れなんて転がってます。普段友達と大学で会う時、一緒に授業を受けて一緒に帰って、電車の中であるいは駅の近くで、また明日ね、って別れを告げることはきっと誰にもあるはず。自分が読んだことのある詩集か何かに「バイバイは小さな死」っていう言葉がありました。人とバイバイしたら、その日その時の自分は他者の中で死んで、また明日、その日に生まれた自分とまた他者が出会うってわけですよね。正直自分は友達とバイバイするたびにそんな深いことを考えるほど賢い思想の強い人間ではないのでわからないですけれどもたまーに人と別れる時、またすぐ会えることはわかっていても、もう2度と会えないんじゃないかっていう感情に駆られたりする気持ちはわかります。

・散歩
たまに深夜に一人で散歩してるんですけど、(今ではもう回数がだいぶ減ってしまって1週間に一回程度)なんか冬って本当に冷たいです、人も街も。冬の夜は寒くて道のアスファルトは冷たくて硬くて、でも道路沿いの家を見ればオレンジ色の光が漏れててとても暖かそうです。家ってもう冬に侵食されないための壁みたいなもんですよね。季節との目に見える境界線です。人なんて一人もいないような深夜まれにすれ違う人が厚着を着ていることはその人が人間であることの何よりの証明だな、と思っり、すれ違う人は自分のことをどう思ってるんだろうとか考えたりもします。普通に不審者だと思われてるかもしれない。

一人で街を歩いてると自分だけがいないようなもう一つの世界が存在でしててみんなそっちの世界にいっちゃったんじゃないかとか、なんかそういう気分を味わえるのも深夜散歩の特権です。



とにかく冬は冷たい、あまりにも冷えた空気があきらかな境界線になって自分の世界に閉じこもりがちになる、そんな季節。

だからこそなんかたくさん外に出ていろんな人と会話したいですよね、そう思います。


3月になったので少し書いてみました、また更新します。

2024.3.1 ののぶんがく。

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