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ゼミでの設計練習課題「光の箱」

こんにちは。名城大学建築学科佐藤研究室学部3年の村上凜貴です。

大学の夏休みである8月から9月にかけて行った光の箱という課題について振り返っていこうと思います。

この光の箱では、10メートル立法にひたすらいい光の落ちる空間を作り出すもので、どのように床や壁、開口を配置することでどう光が落ちてくるのかを考えていきました。
目的として、空間の質、雰囲気、関係性などの空間構成力を養うことです。また、光の質によって、この光ではこんな活動ができるというようなイメージを膨らませていきました。

この課題は、普段の設計課題のように機能面での取っ掛かりがなく、初めは1つスタディを作るのにも苦労しました。
しかし、回を重ねるごとにメンバー全員の空間の質が上がっていくことに驚きながらも、手応えを感じました。

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ほとんどの回をリモートで行なったため、模型の様子を他の人に伝えることが難しかった反面、相手に伝える能力も同時に養うことを出来たのではないかと思います。

また、採光を取るために開口を開けるということだけでなく、光による空間の接続や境界を作ることが可能であり、それをより良く活用することでできる空間こそが、いい空間、連続している空間であると、私は考えます。

今回の課題で学んだことを次回の設計課題やコンペ、即日設計に活かすことを心がけながら、よりいい空間、よりいい光の質が自分の中で見つけ出せると良いなと思います。


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(学部3年 村上)

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