研究室のnote はじめます。

名城大学建築学科佐藤布武研究室です。

我々は、その地域の暮らし方、生き方、そんな地域の特徴が最も現れるのが建築だと考えています。当研究室では、そんな「建築文化」を読み解き、その場に適した暮らしのあり方を模索しています。

企画・計画・設計・施工...
これらを一連に考え、研究と実践の垣根なく学を蓄積していく研究室です。そのため、対象としているのは、家具、建築、まち、資源と大小多岐に渡ります。
ツアーやイベントを主催しますし、漁業や林業への興味は尽きません。
文化が感じられる建築はもちろん、手工芸品から景観まで興味はあります。
建築であれ、モノであれ、人であれ、大切にしているのは、
良いものを探し、守り、継承すること。
良いものから学び、これから先の新しいものを作っていくことです。

それらから紡ぎだす未来は、きっと今よりもちょっとだけ面白い。
楽しいな、とか、気持ちいいな、って思える瞬間を生み出すこと。
それが目標です。

さて、研究室では、そんな「建築文化」に関する個々人の研究を実施していますが、それ以外にも、日々の様々なゼミ活動を実施しています。ゼミは、個々人の設計スキルを養う場であると同時に、研究室という団体として「集合知」を養うことも目的にしています。こちらのnoteは、その2点の密度を高める為に使います。

物事を学習するには、インプットとアウトプットのバランスが大切。

まず、ゼミのインプットを受けて、学生が学んだこと、感銘を受けたことを文章という形で整理し、知識として定着させる為のアウトプットとして使います。密度や強度の高いゼミのまとめですね。

そして、個々人が学んだことをアウトプットする場としても使います。

ツバメアーキテクツの山道さんは、西田研究室のラジオで、「3ヶ月に1回ごとくらいでまとめて学習する」と紹介していました。僕の読書法も同じで、あるテーマについて数ヶ月くらいでまとめてたくさんの本を読みます。教員になってからだと、世界遺産、文化財保護、保全手法、セルフビルド、小屋、などなどです。最近は、サステナビリティを学んでいます。

要は、学生個々人が気になることだとか、得意とすること、テーマを決めて取り組んだことをnoteにアウトプットするという内容です。

以上、2本を柱としてはじめてみます。

そもそも、書くスキルは、思想表現に深い関係があります。

書くことは整理することであり表現すること。作ることは他者に思想を伝えること。書くことは作ることの意味を増強することです。

学生が、今後、社会で戦っていく為に、この書くスキルを持っておいて損はありません。物事を整理して俯瞰して書くスキルがあれば、企画を通せるし、企画を通せれば仕事をうめるかもしれない。予算も取れるかもしれない。

教員である佐藤のブログは別にあるので、主としてここは研究室のメンバーの学びの成果が書かれます。

お楽しみに。

(教員・佐藤)

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