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初めの一歩を踏み出す人に送りたい映画の台詞、「アメリ」より

はじめまして、
映画が大好きなボンボンショコラと申します。

今回は、映画noteの初投稿。
何事も、最初の一歩って、やっぱり緊張しますよね。
どこか、こだわり過ぎたり、固くなり過ぎたり。

そんな時に思い出す、映画の台詞があります。

「お前の骨はガラスじゃない。人生にぶつかっても大丈夫だ」

映画「アメリ」より

とても力強く、胸に響く台詞ですよね。
今日はこの台詞から、フランス映画の定番、「アメリ」を紹介したいと思います。

まず、「アメリ」と言えば、ショートボブの髪に、いたずら好きの眼差しを向けた女性がこちらを見ているポスターが、頭に浮かぶ方も多いのでは、と思います。
そして、そこに書かれた映画のキャッチコピーは「幸せになる」。
本当にシンプルなのに、素敵な言葉ですよね。

2001年にフランスで公開された時には、「観る人みんなが幸せになる」という口コミが広がり大ヒット、
しかし日本では、当初、同年秋に、渋谷にあるたった1館のミニシアターでの限定上映として、公開されたそうですが…
その後、やはり大ヒット。
独特の世界観がかわいいと、女性たちから圧倒的な支持を得て、社会現象となったそうです。
その結果、47都道府県、全160館の映画館で公開されるに至ったとか。
アメリの幸せが、日本にも広がったんですね。

いったいこの映画のどこが、女性たちをそれほど虜にしたのか、
そのヒントは、アメリの部屋にありそうです。
女の子らしい、真っ赤な壁紙に囲まれて、ベッドの上でアルバムを眺めるアメリ、でも壁にかけてある絵をよく見てみると、可愛らしい犬の絵かと思いきや、なぜかエリザベスカラーを付けた犬の絵、
何だかちょっと奇妙ですよね。
これはまさに、可愛さと独自のユーモアを兼ね備えた、アメリ自身を表している部屋のようにも見えるのです。

ちなみに、そんな主人公アメリを演じたのはオドレイ・トトゥ。
本作をきっかけに、一躍大ブレイクした女優さんです。
ショートボブの髪型と、前述した可愛さ、独自のユーモアを、見事に体現していますよね。
まさにアメリ。
しかし、当初は違う女優さんが想定されていたと知って、驚きました。
どんなアメリになっていたのか、何だか想像出来ません。

さて、この映画のテーマは、「自分の殻を破って、外の世界に出ること」。
人とのコミュニケーションが苦手で、気晴らしは運河での石の水切りというアメリですが、彼女もニノという青年と出会い、恋に落ちます。
「お前の骨はガラスじゃない。人生にぶつかっても大丈夫だ」
この台詞は、隣人のレイモンが、葛藤するアメリの背中を押すために言った台詞です。
しかし、きっと、アメリだけでなく、今日も、たくさんの方に勇気をくれる台詞だと、改めて思います。

これから観るという方にも、何度も観ているという方にも、この季節に、お勧めしたい作品ですよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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