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プロダクトMVPはユーザーに価値を届ける部分の開発に1番時間をかけられる方法を選びたい

どうもどうも のぶじゃす です。今回はプロダクトの技術選定の方向性について考えたぞ!という話です。

現在私はPSF(Problem Solution Fit)を探す渦中のプロダクトの開発をしています。中心としてはSalesforce AppExchangeアプリケーションなのですが、今回Webアプリケーションも作る必要が出てきました。ある程度の設計を終え技術選定をしはじめた時に思いました。

ユーザーに価値を届ける場所に時間をかけたい!と。

MVP(Minimum Viable Product)においてはスピードが最優先

当たり前ではあるのですが改めてMVPで大切な事は何かを考えました。それはスピードですね。
ここで言うスピードとは仮説を立て検証できるプロダクトを作りユーザーに検証してもらい、改善する。そしてまた検証する。それによってPSF(Problem Solution Fit)やPMF(Product Market Fit)を実現していく。このサイクルのスピードです。

そのスピードをより早く、より的確に行える事が最優先です。

検証はユーザが触れる事で生まれる

上述した検証はユーザーに触れてもらい、フィードバックをもらう事から発生します。自分で作って自分で触ったり、会社の他の人が触る事では適切なフィードバックは生まれません

なぜならば課題を解決することがプロダクトの目的だからです。自分自身や会社の他の人は現実に課題に直面していません。課題に直面しているユーザーに触れてもらい、フィードバックを受け、課題に対して適切なソリューションになっているかを検証します。

ユーザーが触れる部分の開発を優先する

検証はユーザーが触れる事から始まり、そこから生まれるフィードバックを素に改善を行う。それを最速にするために技術選定はどうあるべきか。

ユーザーに価値を届ける部分の開発にフルコミット!するべきです。

例えばWebアプリケーションで構築されたBtoBで提供される業務システムを想像してください。まだ現時点では何もありません。課題があるかもしれないという仮説があり、解決できるであろうアイデアがいくつかあります。その中で1番確度が高そうなアイデアのMVPを開発しようと思います。
一般的なWebアプリケーションだとするならば、レスポンスの速度やセキュリティ要件、UIやデザインがユーザーに1番価値を届ける部分になる事は少ないです。
もちろん課題の種類にもよりますが、業務効率化や生産性の向上といったBtoBにおける業務システムでは「仕組み」自体が価値を届けるコアな部分になります。

可能な限り金で時間を買う

Paas、Iaasなど開発にまつわるサービスは調べれば山程出てきます。便利な時代になりましたね笑

費用やコスパはとても大切です。しかし安く作ったとしても実際のユーザーに届けるのに時間がかかってしまうようでは逆に費用がかさんでしまいます。
また、ユーザーに価値を届けるペースが遅いとチームが疲弊しちゃったりもします。ましてやMVPで売上もない状態だとほんとに拠り所がなくなってしまいます。

まずはかけられる費用の中で最速で開発出来そうなものを選ぼうと思います。

技術選定は終わらない

今回私が技術選定している中で考えた事を書いてみました。ある程度方向性は見えたものの、実際に最速で開発出来そうなのはどれなの?というのはこれからです。定めた方向性の上で実際にいくつかの環境、技術を検証する必要があります。

いかがでしたでしょうか?今回は私の考えているMVP時点での技術選定の方向性について書いてみました。もっと大切にすべき部分があるのでは?という気もしていますが。。。

余談

現在私が候補で検討しているのは Vercel です。

next.js の開発者である @rauchg がCEOを務める Vercel は驚くほど簡単にnext.js をホスティングでき、アプリケーションの開発に集中することが出来そうです。

少し基本的な部分は触れてみましたがすでに結構感動しています。データベースや認証などをどうしようかなどもう少し検証が必要そうです。



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