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(要約) On fast Construction of SAH-based Bounding Volume Hierachies

On fast Construction of SAH-based Bounding Volume Hierarchies (DOI : 10.1109/RT.2007.4342588) の要約

ファジーに SAH ベースの kD-Tree を構築する方法があるのでそれを BVH 生成に応用する。

SAH (Surface Area Heuristic) は、オブジェクトの表面積と要素数が最小になるような組み合わせで空間分割し、レイトレーシング実行時間を効率化する階層構造を生成する方法。

すべての要素の分割方法を考えるのではなく、空間をいくつかの瓶に分割し、そこに要素を詰めて、どの瓶で分割するか考えて高速化する。瓶の要素数は8コぐらいでいいみたい。4コでも試してみよう。

各オブジェクトの重心がどの瓶に入るか、各瓶のバウンディングボックスを計算し、瓶を左右に分けたときに SAH が一番小さくなる位置で分割する。分割する方向は、バウンディングボックスが一番大きい方向。

並列化も2種類検討してるので、要素数が多い場合は検討してもいいかも。



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