問いがあるから今がある。
同い年の従姉妹が、第一子を出産した。連日、親戚のLINEはその話題で持ちきりというか、これまでたまに会話をしていた程度だったのにも関わらず、頻繁に新着通知を知らせるようになっている。僕の両親も、そして祖母も、新たな命の誕生に心を躍らせているようだ。明日には2つ先の県にまで車を走らせて、会いに行ってくるらしい。
子どもは疎か、結婚もしていない僕からしたら、まずひとつありがたい限りである。両親は「じーちゃんばーちゃん気分」を、祖母は「曾孫の存在」および「曽祖母としての自覚」を味