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続ける原動力は「インセンティブ」と「一石二鳥感」なのだが、挫折のきっかけはなんだろう?

深津さんのnoteを見て、運動するときの「挫折しないコツ」ついてnoteを書こうと思ったとき、長く続けられたのにぱたりとやめってしまったことも多々あることを思い出し、挫折のきっかけも合わせて考えていきたいと思います。

1. 危機感

前回のnoteに記したように、私は2年間で10キロ太りました。健康診断に行く前から、絶対にヤバいという認識はありました。デットラインを「健康診断」としていた節もあり、健康診断を受けて案の定でした。

ここを体重のMAXとする」の旗が立ち上げ、決意を固めました。

2. インセンティブ

今度こそ続ける必要が絶対にある。そう誓ったのなんて41年間も生きていればその数なんて数え切れず。ただ宣言しても意味がないと考え、ご褒美を与えることにしました。

1ヶ月毎日走ったらスマート体重計を買って良い

Wi-Fi接続しているため、体重計の乗ったらすぐさまiPhoneアプリへとデータが転送される優れものです。

私は無類のガジェット好きで「自動で○○できる」がすこぶる大好きで、さらに「ログ」を取ることに執念深い。位置情報、ヘルスケア系(睡眠、運動各種)読んだ記事、Pinterestで好きなもの収集など、特に計測系に目がありません。
最近は睡眠系アプリをいろいろ試し、4つのアプリで日々比べています。

スマート体重計を買えば、日々変化がある数値に対して敏感に反応し、下げるためにあれこれ試行錯誤するのは、過去の私が証明しているので今回の減量計画には欠かせないアイテムです。

しかしながら、以前走っていた期間があるとはいえ急に運動し始めるのは、身体に負荷がかかりすぎて良いことではありません。でも、最初のうちに身に着けたほうが良いものがあると考えているので、「毎日」は必要不可欠でした。

それは「続けるくせ」です。
しばらく運動から離れていた身体を考慮し、強度をあげずに、ゆっくり走るなども取り入れながら、まずは「毎日やる」を習慣づけました。

そして、1ヶ月無事に全部走りきることができました。祝!

緑のポッチがついているところがワークアウトした日です。結果的に、1ヶ月半ほど毎日走っていました。

ですが、走りすぎると指輪型の睡眠サポートデバイス「Oura Ring」の計測項目にある「Recovery Time」がずっと低い値だっため、回復しないのは意味がないと思い毎日走るのを止めて、走る前、もしくは走らない日にスクワットをするという習慣に変更しました。

3. 一石二鳥感

ログが好きでも、それだけではモチベーション維持には至りません。そこで、辛いけど楽しいという「一石二鳥」になり得ることをしようと考えました。それは、

大好きな安室奈美恵さんのライブ映像を見ながら走る」です。

私の部屋はプロジェクターでテレビや映画、ライブ映像などを観ています。室内のでっかい画面でライブ映像を見ながら走れば楽しいかも!と思いつきました。

夜外に走りに行けない(母が心配する)という制約から、家の中でできるなにかを考えていたところ、部屋が1階のため大げさにバタバタしなければ迷惑にならないし、母が起きている間であれば睡眠の妨げにもなりません。

この方法が功を奏し大成功。
しばらく見ていなかったライブ映像を全部引っ張り出し昔のから最新のまで、全部のライブ映像を見ることもできました。

安室さん格好いい!かわいい!なんて言いながら体重を減らすことができるだなんて最高です。

4. 好きなことがなにかを知る

一番肝になることが「好きなことがなにかを知る」だと思います。

好きなものに、理由が分かるものと分からないものがあります。
どちらも大切な「好き」ですが、「わからないけど好き」が自分を形成する重要な要素ではないかと考えてます。

私にとってその一つが「ログ集計」です。
最初の記憶はGPSの携帯電話が発売されたときだったと思います。
真っ先に購入し、地図で今の居場所を見たり、移動距離を競い合う無料のサービスにアクセスし、1日の移動距離を見るのが大好きでした。何故好きなのか、今でもわかりません。ただただ毎日そのサービスを見るが好きでした。

そういうのって人には「好き」と言いづらい。恥ずかしいとかではなく、何で好きなのか理由が説明できないからです。自分の中だけでそっと育まれていく「好き」は、熱狂することなく日々小さく積み重ね、気付いたときには自分の軸になっていくものの一つになるように思います。

また無意識レベルの行動は頑張らなくても「習慣の配下」に存在しているので、意識せずに自走します

無意識レベルで大好きなログをベースに、熱狂的趣味のガジェットと安室さんを重ね合わせれば、習慣化していなかった運動をルーティーンに加えることを容易にしました。

5. 最後に、なら何故突然やめてしまうのか?

ランニングを初めたのが今から11年前。最初の数年間は定期的に走りに行っていたのですが、ぱたりと止めてしまいました。

止めたとき、安室奈美恵さんを熱狂的に好きになった年と同じなので、興味が移ってしまったのは歴然です。

でもそれだけでなくおそらく、「習慣化」せずに「イベント」ごとになっていたのではないか?ということです。

「習慣化」とは歯を磨くとかお風呂に入るなどで、「イベント」はダイエットなど。いつまでもダイエットなんてしません。

運動において継続できなかった理由は、今まで私は減量目的でしか行っていなかったから途中で止めてしまっていたのではないか。

今回、減量目的で初めた運動習慣ですが、止めてしまうと太ってしまう性質で、体重の増減を繰り返すのはあまりにも身体に良くないと思うので、大幅に減量を謳うのではなく、極端な食事制限や運動などせずにゆっくりと落ちていく体重(多分)を見守りながら、楽しく運動をしたいと思っています。

「挫折しないコツ」「続ける」を運動を軸に振り返ってみましたが、今度は長年続けているブログのついて振り返ってみたいと思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。