広島・田村俊が1試合2ホーマーで開幕スタメンに猛アピール！ディグプロ3月14日
鯉期待のスラッガーが1試合に2本のホームランを放ち、開幕スタメンへアピールを見せました。
今回は、3月14日に行われたオープン戦2試合を振り返っていきます。
※以下一部敬称略、試合順は開始時刻順、同時刻の場合はスポナビ野球速報の表示順に。
日本ハム対広島戦
ＥＳ ＣＯＮ ＦＩＥＬＤ ＨＯＫＫＩＤＯ
18:00プレイボール
スコア 日本ハム4-4広島（規定により引き分け）
スタメン
日本ハム 広島
１ 一 郡司 １ 指 秋山翔
２ 中 松本剛 ２ 三 田中広
３ 左 スティーブンソン ３ 一 シャイナー
４ 三 野村佑 ４ 左 松山竜
５ 右 万波 ５ 二 菊池
６ 指 淺間 ６ 中 野間
７ 二 加藤豪 ７ 右 田村俊
８ 捕 伏見 ８ 遊 小園海
９ 遊 細川凌 ９ 捕 持丸
投 伊藤大海 投 床田
日本ハムは、開幕投手に内定している伊藤大海、広島は開幕ローテ入りを明言されている床田が先発します。
広島・床田は打たせて取るピッチングを展開。初回先頭打者の郡司にいきなり死球を与えてしまいますが、次打者を併殺に打ち取り無失点に抑えると、続く2回にも6-4-3の併殺を完成。
3回にはヒットと四球で二死一、二塁のピンチを招きましたがこれも抑え、3回2安打、2奪三振、2四死球、無失点で降板。
「きのう（１３日の）キャッチボールで握りを変えて、きょう初めて投げたけど、けっこう良かった。収穫はあった」と明かす。握りを変えた理由には「何となく。『これでちょっとやってみようかな』と思って」
と、登板前日に握りを変えたカットボールに手応えを感じた左腕でした。
一方、野球人生初の半袖投球をした伊藤大海はイニングが長くなってきてからの投球が大事になりそうです。初回のアウトを全て三振で奪い2、3回と無失点に抑えた右腕ですが、4回に菊池からタイムリーを打たれると、5回には田村俊にソロを許しました。
しかしゾーンギリギリにボールは決まっており、5回6安打、5奪三振、2失点での降板後、
「いい球と悪い球がはっきりして、反省すべきとこがしっかり出た。ステップは踏めている。いい登板にはなったと思います」
と振り返った伊藤大海でした。
打撃では広島・田村俊が大暴れ。5回の第二打席で先頭打者ホームランを放つと、7回にも二打席連続となるソロホームラン。
極めつけには9回の第四打席でタイムリーを記録し、4打数3安打3打点2本塁打の大活躍となりました。
「この調子を落とさずにというか、波を平行にできるようにやっていきたいと思います」。
と若鯉。今後の活躍に目が離せませんね。
試合は日本ハムが7回に3点を取って4-3と勝ち越しましたが、9回に田村俊がタイムリーを放ったことで同点に。裏では点が入らず、今カード2度目の4-4での引き分けとなりました。
勝利投手：無し
敗戦投手：無し
本塁打
広島：田村俊介1号ソロ
田村俊介2号ソロ
投手リレー
広島：床田－杉田－髙－塹江－益田武－河野佳
日本ハム：伊藤大海－生田目－福島蓮－福田俊－ザバラ
ソフトバンク対巨人戦
福岡ＰａｙＰａｙドーム
18:00プレイボール
スコア ソフトバンク5-0巨人
スタメン
ソフトバンク 巨人
１ 中 周東 １ 左 梶谷
２ 遊 今宮 ２ 中 佐々木俊
３ 右 柳田 ３ 遊 門脇
４ 一 山川 ４ 一 岡本和
５ 左 近藤健 ５ 指 坂本勇人
６ 指 ウォーカー ６ 捕 大城卓
７ 三 栗原 ７ 三 オドーア
８ 二 牧原大 ８ 二 吉川尚
９ 捕 海野 ９ 右 萩尾
投 大津 投 戸郷
ソフトバンクは今季から先発での一軍定着を図る大津、巨人は開幕投手に内定している戸郷が先発します。
巨人・戸郷は立ち上がりこそ良くなかったものの、しっかりと修正力を発揮しました。初回からいきなりヒットと四球で無死一、二塁のピンチを招くと、柳田にスリーランホームランを浴び3点を失います。
しかし、その後は2、3回は三者凡退、4、5回も無失点に凌いで降板。5回4安打、5奪三振、2四球、3失点という結果だった戸郷は、
「一発が悔しかったですけど、組み立てだったりは再確認できたのでそこは良かった」。
と収穫があったことも強調。打たれても指揮官からの信頼は揺らぎません。
一方のソフトバンク・大津はローテ争いに一石を投じる好投を披露。この試合では緩いチェンジアップが冴え渡り、6回までに強力な巨人打線から8奪三振。
6回3安打、8奪三振、無失点と相手をホームに近づけなかった右腕は、
「もう僕はアピールするしかなかったんで、自分の持っているすべてを出せてよかった。開幕ローテーションに入れるように、数少ない試合でアピールしていきたい」
とローテ争いの中を生き残り続けます。
バッティングで初っ端から存在感ありありだったのはソフトバンク・柳田。初回に無死一、二塁のチャンスで第一打席が回ってくると、巨人・戸郷の高めストレートを一閃。
目にも止まらぬ速さで振り抜かれたバットに当たったボールは、ライトスタンドに突き刺さる先制スリーランホームランとなりました。
「いいスイングができた。チャンスで一本打つことができて良かったです」
と口角を上げた柳田。その打撃はまだ錆びついていません。
試合はウォーカーのツーランによって追加点を入れたソフトバンクが、完封リレーで巨人を圧倒。5-0で勝利しています。
勝利投手：大津亮介（2勝）
敗戦投手：戸郷翔征（1勝2敗）
本塁打
ソフトバンク：柳田悠岐1号スリーラン
ウォーカー2号ツーラン
投手リレー
巨人：戸郷－船迫－ケラー－中川皓
ソフトバンク：大津－Ｒ．オスナ－ヘルナンデス－杉山
まとめ
昨季は主力、ベストメンバーでなかった選手が今年はかなり頭角を現してきていますね。こういう新戦力の台頭はいつ見ても最高です。
いよいよ開幕まで残り2週間と迫ってきたプロ野球、開幕が待ち遠しいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
出典・画像引用元
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