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子どもの時の夢は本をーーー!

将来のゆめ

望む職業などなかった

私は本を読んで暮らしたかった

ちっぽけな願いはやがて歪んでいった

本を読むにはお金がいる。

本を読むだけでは生活が立ち行かない。

ちっぽけな夢はやがて大人の望む形になった

私は本を読んで生きたかった

空気を読んで本をかくと言った

文字をかくのかと問われても納得のいく答えは出ず、やめた

本を売ったお金で本を買えない

笑顔で勧めてくれる大人はいない

ちっぽけな世界のちっぽけな夢は沈んで消えた

小さな女の子は本を売る大人に出会えなかった

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