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【勝手に人生相談 No.414】じゃんけんで妻の姓に ( 兵庫県・70代女性)

▼ご相談内容▼

三男が結婚式で妻になる女性とじゃんけんをして相手の姓を名乗ると決めました。

私は何も聞いておらず涙が出てきました。

三男は「結婚したら当たり前のように夫の姓を名乗ることに反対」と主張し、私が名字にこだわることに「僕が傷つき苦しんでいることはどう思う?」と問いかけてきます。

どうしたらよいですか。

兵庫県・70代女性

▼やまのぼ回答▼

 ご回答する前に、まず私の名字に対する考え方を申し上げます。そもそも、姓にしろ名にしろ、単なる記号だと軽く認識しています。

 ところで、ご相談者の姓にこだわる理由はなんでしょう?

 今回のご相談の核心は、そのこだわりの理由が何かを、はっきりさせていないことだと思います。

 多分、連綿と続いてきた家系の継承に、結びついているからだろうと推測します。万が一、そうだとしたら、ご子息を育てる段階で、お話しておくべきだったと思います。

 成人した人に、いきなり話しても、受け入れがたいことだと思います。とことん、話し合うべきだったのです。

 とは言えども、時代は流れています。

 旧民法で施行されていた、家督相続という考え方は、とっくの昔に消滅しております。長男だから、三男だからの考え方も当然ありません。

 ところが、あなたが、涙を流すほど悲しい思いをされたことは、必ずご子息に話すべきです。でも、だからといって、理解してもらおうと思わないでください。

 世間の趨勢に乗じることも、楽に生きていく技のひとつだと思います。

 最後に、もう一度、私見を述べさせていただきます。姓名なんて、単なる記号だと思っております。

 


▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.415】滋賀県・40代男性のご相談です。「父の呪縛から逃れたい」を、予定しております。

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