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歩くことは、辛いこと。でも、歩き続ける。それは、。

いつもありがとうございます。のぼさんです。
知的障がいを持つマルちゃん🙆‍♀️の保護者です。

障がいの有無に関わらず毎日を楽しく生きる社会の実現に向けて奮闘中です。

今日は、知り合いのHさん👴の話をシェアします。

Hさんは、今年88歳になります。4年前に奥様が天国に旅立たれてからは、1人暮らしです。高齢者の福祉サービスを受けています。

遠方に住む2人の娘さんが時々、様子を見に来られます。

週3回のデイケアでお風呂🛀に入ることを楽しみにされています。

Hさんは、現在 歩行器を使って家🏠の周りを歩いています。100メートルを1時間かけて一歩一歩歩きます。歩くと言うより、すり足です。
疲れたら歩行器の椅子💺に座って休みます。
風の音や草木の揺れる様子を静かに楽しみます。
そして、ゆっくりと立ち上がり、また歩き始めます。

Hさんは、70歳を過ぎてから、毎年のように長期入院をされてきました。

階段から転倒して脳挫傷
自転車🚲で転倒して足裂傷
内臓疾患
リハビリ病院🏥でのリハビリ
リハビリ病院でのコロナ感染

退院をするたびにソーシャルワーカーの方々と娘さん達で、今後の事を話し合ってきました。何度も何度も。

入院するたびに歩行器を持参して歩き続けます。コロナ禍での入院中でも廊下を歩いて病院🏥から叱られることもありました。

Hさんは、歩行中、だれにでも声をかけます。気さくな方です。かけてもらった言葉は、明るく勇気がでる言葉です。


娘さん達や お医者さん、ソーシャルワーカーの皆様は、施設に入ることを望まれています。

施設に入る か
自宅🏠で暮らす か

Hさんの意思は、1つ

自宅🏠で暮らす

戦後の苦しい時代にコツコツと働き家🏠を建て、家族と暮らした家

娘さん達の成長を見守ってきた家

亡くなった奥様の親族である姉妹👭2人を長期に渡って施設で介護し、見送った経験。おしゃべりが大好きだった姉妹が車椅子に座って、静かに死を待つ姿を一緒に見てきました。

Hさんに尋ねました。

のぼさん
毎日、雨☔️が降っても猛暑でも歩き🚶続けるのは、何でですか?

Hさん
歩くことは、とても大変なことだよ。その大変な事を諦めたら
🤦、何も出来なくなる。
毎日少しづつ やり続ければ、出来なかった事も出来るようになる。それが 生きる
と言う事だよ。のぼさん。

歩くことは、生きることだよ

歩行器を押しながら語っていただいたHさんは、とても輝いていました。

そして、わたしも義父Hさんのように生きていきたいと
思いました。

夢の実現は、すり足のようなスピードかもしれないが、諦めず続ける。困難な出来事があっても それも人生。

そんなある日の
桜🌸吹雪がとても綺麗な
出来事でした。


今日も最後まで、読んでいただきまして、ありがとうございました😊
春☘️を楽しむ前に夏☀️がくるような暑さですね。
ご自愛くださいませ。
         のぼさん

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