大喜利ファシリテーションという発想(1)

のぶさんです。

ここ10年あまり、教育業界、人材業界まわりのニュースをウォッチしているなかで、何度か「採用活動として 大喜利面接 を取り入れた」、といった話題を耳にしました。
ちなみに新卒採用で行われる場合が多かったようです。
TV番組やお笑いライブで楽しむエンタテイメントとしてだけでなく、大喜利というものが世間で活用されるのは、私的には喜ばしいこといです。

ただですね。残念なことに、そういった企業の多くは「翌年度も継続して大喜利面接を行っている」という企業は少なく、「一度試してはみたものの、継続せずに、やめてしまう」ところが殆どなのですね。
 
大喜利面接、大喜利採用、を商品として打ち出していたコンサルティング会社、アウトソーシング会社も過去にありました。しかし現在は商材を引っ込めてしまっています。

【大喜利】は、採用試験には使えない。それが
マーケットの出した結論である、ようにも見えます。

しかし、私はそうは思いません。

おそらく、「大喜利の扱いがずれていた」だけなのではないか。きちんと設計し、お題にボケるというアクティビティを採用活動に最適化するファシリテーションが成されれば、じゅうぶんに使えるツールなのではないか、と思えてならないのです。

多くの人は、「大喜利」と「大喜利の場の運用」について、誤解しているのかもしれません。

「大喜利の運用」には3つの誤解がある

大喜利と、企業の採用試験を掛け合わせて考える時、人事担当者や企画コンサル会社さん等は、以下のような期待をしていると思うのですね。

大喜利に対する期待・印象[1]
 「お題にボケさせることで、アイデア力・創造力が測れる」
大喜利に対する期待・印象[2]
 「お笑い芸人をMCに呼べば、うまく大喜利を回してくれる」
大喜利に対する期待・印象[3]
 「大喜利のお題は、大喜利サイトやネットにいくらでも転がっている」
 
断言します。これらはすべて危険な考え方です。
「誤解」と言っても過言ではないかもしれません。

お題にボケる、という【行為】がどのようなものかを理解していない人が、テレビ番組の大喜利コーナーや、ネットの大喜利サイトなどを「エンタメとして捉えたときの印象」でしかありません。
見るのと、やるのは、大きく違うものです。
消費するのと、生産するのは、まったく逆の立場です。
一言で言えば「ファシリテーションできてない」。

挙げた3つの事柄について、いったい上記の何が現実と異なるのか、どこに誤解があるのか、について、しっかり紐解いていきたいと思います。

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わたしは名刺に「大喜利ファシリテーター」という名目を入れています。
教育現場での学生・生徒指導の実践、企業でのビジネス経験、オオギリストとしての専門性から、現場のニーズをしっかり認識したうえで、場にフィットする「大喜利企画の最適化」を叶えることができます。

企業研修、採用活動などのビジネスバリューの追求はもとより、
懇親イベントの一部分、学校・企業のレクリエーション企画等の立案、監修などの請負も行っております。
お問い合わせは yamamoto@ohgiri.jp にて随時承ります。お気軽にご連絡ください。


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Nobuhiro Yamamoto

のぶさんの大喜利ファシリテーションノート

大喜利ファシリテーター 山本ノブヒロ による、「大喜利」のデザイン、ファシリテーションのノウハウを整理・蓄積したり、「大喜利を取り巻くもの」について触れるnoteです。
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