#ABC2018s で #ConversationDesign について発表したよ

先週の土曜日(6/9)に東京大学 本郷キャンパスで開催されたAndroid Bazaar and Conference(通称ABC)で、Conversation Design(会話のデザイン、CxD)について発表させていただきました。

当初は先月のGoogle I/O 2018で発表されたMaterialについて話すつもりだったんだけど、Googleの鈴木さんからの公式?なセッションもあるし、山本麻美先生もMaterial Theming(ただしくはSketchについてのセッションだけど)の発表もあるのでデザイン系のセッションが全部同じ内容もつまらないなぁということでCxDについて話しました。

発表資料はこちら

日本だとGoogleアシスタントの開発話でも、まだまだVUIを中心に語ることが多いのでちょっとだけ先取り感?的なw

セッションでも話しましたが、VUIデザイン界隈も手法が先行している海外では、すでに2017年あたりからは音声によるユーザーインターフェースの設計話ではなく、音声を一つの手法(トリガーという方がいいかも)とした、「会話」そのもののデザイン手法についての議論やメソッドを話題にすることが多くなってきています。(去年のGoogle I/O 2017でもConversation Designについてのセッションが複数ありました。)

VUI & Conversation Design - Google I/O 2017 by Google Design

昨年9月にポーランドで開催されたGoogle Developer Days 2017 EuropeでもVoice UIに関するパネルディスカッションや裏セッション的な感じで、Let's talkシリーズとして会話(Conversation)についてのセッションやパネルも開催されていました。

数少ないデザイン系のセッションがほぼVUI中心だったこともあり 自分もなんとなく集中的に聴講してましたw

Actions on GoogleやDialogflowはとても使いやすく優秀だと思いますが、いろいろと会話の設計について考えていくと、まだまだ「西洋の会話設計思想」を基準に設計されているのだな、と感じる部分も多々あります。

詳しくはまたの機会に書きたいと思いますが、日本だと「〜しますか?」に対して、「はい/いいえ」で端的に答えますが、西洋だと「〜しますか?」って聞かれると「〜します/〜しません」と、どちらかというと聞かれていることに対して言い換える方が自然な会話なのかな?と。

セッションでも話しましたが、人は実際に人と会話をすることで会話そのもののニュアンスを学びます(赤ちゃんに会話を教えるシーンを想像してみてください)

そのため、暗黙の文化的なニュアンスやリズム、会話の組み立て方、会話の流れは、総じて文化的なやり取りに依存します。主要なスマートスピーカー向けの開発環境は海外で開発されているころもあり、それが理由にスマートスピーカー向けに会話の流れを設計する際、現状はすこし違和感がある会話設計なのかな?と思ったりしています。

今後、もう少しこのへんの会話の体験やCxDは探っていきたいと思います。

以上

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

ありがとうございます!

Nobuya Sato

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。