UXデザイナーとは。IAとは。 ぼくには何ができるんだろう。

こんにちは。
突然ですが、自分はデジタルマーケティング/Web制作の会社で働いています。
お客さん (クライアント企業) から相談を受けて、デジタルで何ができるのかを考えたり、実際にWebサイトを作ったりするところです

その中で自分は「UXデザイナー」「IA (Information Architects)」という2つの肩書きを持って働いています。

UXデザイナーとIA。 この二つの肩書きの人って、会社によってスキルセットが違ったりして。正直未だによくわかんねな〜と思ってます。
働いている本人がよくわかってないので、ひょっとして外から見てる人はもっとわからないんじゃないかと思って、僕なりの定義をまとめてみます。


一言で言うと。

UXデザイナーは「人の気持ちを考える仕事」
IAは「わかりやすく情報を整理して伝える仕事」

なんだと思っています。


もう少し詳しく言うと、
●UXデザイナー
ユーザーの気持ちと企業の価値を繋ぐ人なのではないかと。
ユーザーには企業の良いところに寄ってきてもらって、企業にはユーザーの欲しいものを届けてもらう。
「企業」と「ユーザー」が寄り添うポイントを見つけて、繋げる仕事なんだと思います。

UXデザイナーの強みは「調査」「可視化」「改善と検証のサイクル」の3つにあると思っています。
ユーザーの行動を理解するため、データ分析、行動調査、インタビューなどを用いて調査を行い、それをペルソナやジャーニーマップといった形で可視化して、企業側の共通認識を得るためのツールとします。そしてそれを根拠に改善を行い、効果を検証し、また次の改善に役立てる・・・というフローを行います。 (これらをフルにできるプロジェクトは正直少ないですが。)
「ユーザーの気持ちや行動を理解する」という考えを中心に仮説検証を行っていくイメージですね。

●IA
企業が伝えたいことを整理して、ユーザーが知りたいこと・見たいものと結びつけて、わかりやすく順序立ててお伝えする。そんなことを考える人なのではないかと。
例えば、人に何かを話す時、どういう順番で伝えたらわかってもらいやすいだろう、とか、お店で何かを買ってもらう時に、どういう順番で商品を見せたら買う気になってくれるだろう、とか。そういうことを考える仕事なんだと思います。
元々は「図書館情報学」からきている考え方のようで、図書館の膨大な情報 (=本) をどう整理するか、それに対してどう探してもらうか、ということを設計する技術です。


この時代に、UXデザイナーとIAの僕は何ができるのか。

Webサイト、アプリ、ゲームなんかのデジタルメディアのことを僕は「立体的に情報が構造化されたメディア」と呼んでいます。
今までのメディア (本、新聞、ラジオ、映画、テレビ...etc) は、 ユーザーが情報を得る順番が決まっていました。本は1ページ目から最後のページに向かって読むのが普通だし、映画は冒頭のシーンからクライマックスまで順番に見るのが普通です。
ところがWebサイト、アプリ、ゲームって、ユーザーがどういう順番で情報を得るのかがきっちり決まっているわけではありません。どこから情報を見始めて、どこで見終わるのかにたくさんパターンが存在してしまうし、その順番をユーザーの意思で簡単に変えられてしまいます。Webサイトに入ったらたくさんリンクが存在して、とりあえず気になったところをクリックして次のページに行ったりしますよね。
ユーザーが情報を得る時の自由度が高い、と言い換えることもできると思います。

僕はこの部分の整理に、UXデザインとIA的な考え方が必要だと考えています。
ユーザーが意図を持って情報を回遊できてしまう以上、こちらから道筋を示すことで使いやすさや心地よさを感じてもらう必要があります。
そのためには、前述したようにUXデザイン的なアプローチからの「ユーザーの理解」と、IA的な考えからの「情報の構造化」をやらなくてはいけないのだと思っています。

ちなみに、最近よくUI/UXという言葉を見かけますが、少し違和感です。
メディア内での体験って、UIデザイン的な観点と、情報構造の設計的な観点が合わさってできてるんじゃないかなあと思います。
インターフェイスの色、形、大きさの話と、情報をどう整理して置いてるかの話は分けて考えたほうがいいのでは?という意見です。

ここまで「メディアの中」だけの話を書きましたが、「メディアの外も含めた体験」、更に広い目線で見れば、「デジタル以外のリアルの体験」についても同じことが言えると思います。
UXデザインは、利用前から利用後までの体験を考えるというかなり広い概念でもあったりするのですが、なんにせよ「情報を見つけてもらう」という行動がある限り、IA的な情報整理はついて回るなあ、と考えたりもします。
googleで検索して、サイト内の情報を回遊して、お問い合わせをして、メールや電話でやりとりする、みたいな。
看板を見て店に入ってもらって、店内を回ってもらって、商品を見つけてもらう、みたいな。

以上、とりとめがない感じになってしまいましたが、今自分が思うUXデザイナーとIAの役割について書いてみました。
この記事を読んで反論や意見が浮かんだ方はコメントを残してくださるとすごく嬉しいです。正直迷いながら書いているので。 笑


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h.nobta

ゆとり世代のIA,UXデザイナー netyear group

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