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嫌悪感の正体とは

少し前まで俺は、毎日なんとなく、緊張していた。

おかしい、何かがおかしい。

その時はよく分からなかったのだけれど
その場を離れてみてから、変な緊張は消えていた。


事の経緯を少し説明すると

ネット上で皆んなと会話が出来る空間があって、
ほぼほぼそこに参加していた。

最初は楽しくてお喋りも弾んでいたのだが、
途中から、何だか気持ちが重くなっていた。

ずっと同じようなメンバーで話をしていれば
良い部分だけではなく、当然嫌な部分も見える。
たぶん俺は、その辺が人よりも鋭い。

なので、何でもないような会話の中で
その人たちの腹の中が何となくだけど見えてきて
特に邪な気持ちには
悲しいかな、敏感に反応してしまう。

もちろん、良い感情を垣間見た時はとても嬉しいし
その時は自分本来の力が発揮出来る。
気持ちのいい連中といると自分が輝けるし、
その場もパッと明るくなってとても楽しい。

が、そうでなく、
耐え難いような邪は、俺は昔から苦手なようで。

特に知性や温かさのかけらも無い会話は辛い。



それが10代20代の若い子の話なら笑っていられるし、話も聞いて場を和ませる事も出来るのだけれど、
ある程度歳を重ねた大人に同じことをされると、
何だかついて行けなくなるのが正直なところ。


誰かがネットの何処かで拾ってきたような受け売りを、さも自分の意見のように振りかざす。

正直痛い。


この人には自分のオリジナリティは無いのか?
と、途端につまらなくなる。

ハイハイ、凄いね。と受け流していたものの
何だかとっても疲れてしまっていた。


実のところを言うとね、

俺さ、ちょっと気になる子がいてね。

この人とはもう少し楽しくて明るい話が出来そうだな、なんて。密かに期待してたんだよね。
実際、この子好きだなって思ったの。

実際、自分とマンツーで話してる時は、その場もめっちゃ盛り上がってたから良かったのだけれど、それを面白くないと感じる人もいたんだろうな。

いつからか俺の中にも邪が入り込んじゃったんだろうなぁ。
何だかとっても疲れちゃってね。

で、コイツ汚ねぇ奴だなとか思い始めたら最後。もういいや。となってしまって。

その場から消えてみた。

で、交換したLINEも全部消してしまった。


勿体ないことをしたかもなと、初めは思ったけど
結果的に離れて良かった。

仕事ならまだしも、嫌悪感や猜疑心を持ちながら
気持ちを悪くしてまで留まる理由はないもの。


全ての関係を切ってみて、だいぶ楽になった。

嗚呼、そんな環境では自分らしさなんて出るわけないよな。

なんて、自分に優しくしてみたら楽になれたよ。

ダラダラ書いたけど、
自分らしさを発揮出来なくさせる人や環境は
やはり存在する事が改めて分かった。

今頃、悪口とか言われてんのかなー?

とか、正直どうでもいいね。

気持ち良く生きていたい。
それだけです。


それにしても情けなすぎたな、自分。
そりゃ上手くいかないハズだわ。反省。


おしまい〆

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