表紙_メンタルブロック-note

Kindle電子書籍『メンタルブロックから自由になってもっと動けるようになる!』サンプル

Kindle電子書籍
メンタルブロックから自由になってもっと動けるようになる!
のサンプルとして「ブロック1 欠乏感」を公開しておきます。

Amazonで入手できるサンプルは
「はじめに」で終わってしまっていて本編が全然読めないので。

***********

動画版

「欠乏感」によるメンタルブロックは,

「~がないからできない」
「~さえあればできるのに」

と「ない」ことにフォーカスしてしまって動けなくなっている状態です。「ない」と感じる対象は物だけでなく,時間,能力や性格・身体面(まとめて才能),人脈や環境に関わる点も含まれます。

「欠乏感」への対処法

まず,「欠乏感」や「不完全性」を私たちはもっていることを受け入れましょう。通常私たちが自分自身だと意識できる範囲(顕在意識)である自分の肉体・考え・知識・感情は有限のものです。欠けているところを「顕在意識」,論理や理屈といった「自力」だけでなくすのは不可能です。「欠乏感をなくさないといけない」と思うと欠乏感を返って手放せません。この欠けた部分をマイナスにとらえる価値観をもっている人もいると思います。この価値観自体も有限の範囲から出てきたもので絶対的ではありません。欠けているところがあるからこそできた体験・学び・役割もあるはずです。ロールプレイングゲームで言うと最初から能力や装備・道具が完全にそろっていたら面白さは減ってしまいます。こう考えると欠けた部分にも目的がありますし,プラスにとらえることもできます(これも価値観の一つですが……)。「欠乏感」や「不完全性」は人間に自然と備わっている数ある性質の一つにすぎないのです。

「欠乏感」を受け入れたら次は手放すことも考えましょう。「欠乏感」から自由になるには,フォーカスを「ないもの」から「あるもの」「もっているもの」に切換えてみましょう。

たとえば,日本に生まれてきたこと,健康で起き上がって活動できること,住む家があること,飢える心配がないこと,ネット環境があること,検索エンジンを使えばたいていの知りたいことにすぐにアクセスできるようになっていること,フリーでも使える素材やソフトがたくさんあること,当たり前のように持っている物や能力,自分の性質,周囲にいる人,働いたり学んだりしている環境……。

色々なものを私たちは持っていることに気づくはずです。身の回りにあるものは慣れてしまっていて当たり前で,大して価値がなさそうに感じます。しかし,それこそがあなた独自の価値をもつ行動の元になります。

あるものを生かして行動すればいいのです。あるものにフォーカスして,あるものを組み合わせて行動する方法を考えれば別の選択肢が出てきます。「ないもの」という制約があるからこそ出てくるアイデアもあるはずです。

また,これがないとできない,と考えているときは「手段」に縛られている状態です。「目的」を達成する手段は一つとはかぎりません。むしろ複数あることのほうが多いでしょう。「目的」が何かを確認し,別の手段を考えてみましょう。

何が欠けているかは人によって違います。何をもっているかも人それぞれです。どちらも生かしてあなたなりの学びを得て,役割を果たしていけばいいのです。

「欠乏感」をとらえ直す質問

次のことを自分に問いかけて考えてみましょう。

■別の方法はないか?
■手持ちにある物を工夫してこなせないか?
■本当の目的は何か?
■そもそも考えている方法が目的に合っているだろうか?
■「ない」なら作ってみることはできるか?
■「ない」状態を生かせないか?
■「ない」ことで得られた体験や学び,役割は何か?

**********

上記のような流れで17個のメンタルブロックについて
とらえなおし方,そのための質問を示しています。
動画版
より内容を充実させています。

Kindle Unlimitedの対象でDRMフリーです。
各回の質問リストをテキスト・PDFファイルとして
ダウンロードできるリンクを特典で付けています。

ご興味があれば是非手に取っていただければと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?