会社から帰宅すると
息子が走って玄関まで笑顔で
迎えに来てくれた。

顔を見ると病気の症状がひどい時と比べて
大分肌ツヤも良くなっていて
表情も元気な時と変わらなくなっていた。
二重だったのも片目が一重に戻っていたし。

土曜日ぐらいまではなんでもかんでも
イヤイヤと金切り声をあげながら泣いていたから
これがいつまで続くんだろうと
とまどい、どうしたらいいかわからなかった。

昨日はイヤイヤはあるけど
金切り声をあげたりすることはなく
いつもの息子に戻りつつあるなと
奥さんもぼくも感じることができ
安心した気持ちになれた。

きっと息子はウイルスが初体験だったから
自分に起きていることや体の異変で
今までできていたことができなくなった
戸惑いなど、体と心に色んなことが
押し寄せていたんだと思う。
そう思うと、この1週間弱の間
よくがんばってくれたなと思う。

今後も息子も親も初体験の出来事が
色々起こると思うけど
お互いわからないことが当たり前だと思って
一つ一つに向き合っていきたいと思った。