はあちゅうさんの著書「婚活っていうこの無理ゲーよ」の出版イベントの参加レポ

足場もないほどに窮屈な空間。電車に揺られ眠りを誘われる空間。相対する異様な空間を経て朝の渋谷に降り立ちました。


時刻は朝の07:30。


空気が少しひんやり。渋谷なのに鳥の鳴き声が響き渡り渋谷の違う一面を見ることができる貴重な時間。


目的は、渋谷にあるBOOK LAB TOKYOで行われる(株)Morning Labo主催の #朝渋 トークイベントに出席するため。

登壇されるのは、はあちゅうさん。

はあちゅうさんは、本日「婚活っていうこの無理ゲーよ」という婚活する女性3人を描いた小説を出版されました。その本の出版イベントになるわけです。

(株)Morning Laboの代表である、もにさんが進行と勤めながらトークイベントが進められました。

結論からいうと、「90分で情報濃ゆすぎ!」でした。

全部書くととてつもなく長くなってしまうので、特に印象に残っているものをピックアップします。

僕が特に印象に残っているのは、【ビジネス書は速効型。小説は遅効型】という一言です。

個人的な話ですが、僕は4月にWeb制作会社に転職しました。30歳で。転職が決まる前からWeb制作の勉強をしてきて参考書ばかり読んできたので、小説はだいぶご無沙汰をしております。

最後に読んだのは、ルイス・サッカーさんの【HOLES】。しかも英語で。
リンクはこちらです。https://www.amazon.co.jp/Holes-Louis-Sachar-ebook/dp/B003E20ZP6/ref=tmm_kin_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=

日本の小説は、本当に記憶がなく、湊かなえさんの【告白】かもしれません。どっちにしてもご無沙汰です。

僕が参考書を読む時って、目の前の問題を解決したいがために解決したい言語の参考書を手にとって、索引から自分が知りたい情報のページを読んでという感じです。

完全に辞書のようなもの。

小説は?

小説の世界に答えってないんですよね。読了後の感想も十人十色。

自分の中で想像を膨らませながら感情移入していって。

読書中や読了後はどうしてもその小説のことを考えるからあれこれとその小説に対する意見が出てきて。自分自身の環境や心境によって感じ方が違うから、感想もその時々で変わっていって。

小説を通じてじわじわと自分と向き合う感じ。

同じ文字を読んでるはずなのに不思議だよね。

普段なんとなく過ごしてしまいがちだけど、その一瞬一瞬を言葉にすることができたらどれだけ楽しいんだろう。これまで見ていた日常が全く別のものに見える気しかしてきません。ってトークイベント聴きながら思っていました。

「すごい」とか「やばい」という言葉で大体の言葉が表現できてしまう現代では、その言葉に頼らずに表現する機会が減っていっていると思うんです。

【自分ならこれをどうやって表現するだろう?】

【どうやったら伝えることができるだろう?】

歳とともに激しさを増す物忘れ。

そんな現実にちょっと抗う気持ちで日常の一瞬一瞬に言葉を添えて意味のあるものにしていったら、くすんでいた日常に少しずつ彩りをつけることができる気がする。


そう思って空を見上げていたら雲の隙間から太陽がこんにちは。

日常がより楽しいものになりそう。そう思えたトークイベントでした。


他にも印象に残ったキーワードが。

・サロンはスキルとスキルを交換できるところ
・結婚は一つの形であってゴールではない
・婚活を通して自分自身を知れる
・小説は自分との対話


本当に濃いい時間でした。

完全な感想だけど、いいよね、noteだもん。思ったことを忘れないうちに。


小説「婚活っていうこの無理ゲーよ」は値段も手頃すぎて540円。小説がご無沙汰な方も手に取りやすいはず。

そんなはあちゅうさん。10月の中旬からcakes
で連絡を始めるみたいです!これもチェックしてみよっと。

終わり

#朝渋 #はあちゅう朝渋

(note初心者感出すぎてるから、少しずつカスタマイズしていきたい)

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