栃木県(板橋区)には何も無い?

 よく栃木県や板橋区で地元民が自虐的に使う鉄板の言葉「栃木県(板橋区)には何も無い(キリッ」
 …俺から言わせれば、無知や世間知らず、知ろうとしない怠慢など仕事出来ない系の思考じゃん…とは思うが、自分なりに何でを分析してみたら、栃木と板橋では全然違う理由だと気付いた。

画像1

栃木県の場合

前につぶやいたが、市町だけで見ると
・『宇都宮餃子』→宇都宮市
・世界遺産『日光東照宮』→日光市
・『佐野ラーメン』→佐野市
・有名観光地や乳製品→那須

 他にも色々あるが全国的に知られたヘビー級が勢ぞろい…しかし、それがイコール『栃木県』と結びついていない。
 なので、つぶやくときに栃木県・宇都宮市など意識的につなげてたり、なるべく本文の最初に出すようにしている。

 栃木県民も色々ある事は当然知っているが、あくまで宇都宮・佐野など市町の単品って意識が強く、栃木県と結びついていない。
 最近になって全国的にグルメなどで話題になって、やっと県民がローカル的に魅力あるコンテンツがあるって気付き始めたり、県内全域を範囲とする『イチゴ』生産50年以上もダントツで全国1位の『いちご王国』とか栃木県ってカテゴリーの名物的なモノに気付いて自虐は改善されてきているように感じる。

で、栃木県民がみんな自虐的かというと、実はそうでもなかったりする。
宇都宮市は北関東最大都市、ちなみに県庁所在地の人口はおおよそ…
・栃木県宇都宮市→52万人
・群馬県前橋市→34万人
・茨城県水戸市→27万人
ってのもあってか、出身者や自分のように子供の頃から長く在住する宇都宮市民は自分たちを『宮っ子』と称してドヤッて感じ、何か栃木県民と宇都宮市民って温度差を感じたりする。
 実は、プロスポーツのチームが名前に宇都宮を…の騒動も、根底にはココらへんが影響してきていると思っている。



板橋区の場合
 こちらは逆に目立つランドマークやハブ系の大きな駅が無かったりで印象が薄い、通過点でスルー…栃木県・足利市のキャッチ『素通り禁止!』の東京都版って印象。
 地方育ちの俺ですらビックリするくらい物価が安かったり、『隠れた』グルメ激戦区で安くて美味いは当たり前、遊座大山商店街にある老麺肉まん専門店『高野』さんの鉄板コメント『普段着で一流のグルメが楽しめる街』とか、知れば良い所なんだけど典型的な『知る人ぞ知る』、今ではメジャーになった北区の赤羽よりマニアック、多くの地元民にすら知られていない分かりにくさ…そして伝えにくさ…で、実は板橋(主にグルメ)の良さに気付いた地元民は今のまま他所に知られずにいたい…店が混んじゃうし…ってのも感じた。

 栃木県(主に宇都宮市)と板橋区の2拠点で発信してて、どちらも知名度・認知度に難有りだから自分も色々と工夫してPRしているんだけど…ぶっちゃけ、板橋区のが伝えるの難しくて苦戦、やはりランドマークやハブはキャッチとして使いやすい…ので、最近は邪道っぽいが借り物でお隣の『池袋』や『赤羽』からの近さとかをアピールしている。



正直、自分の中でも板橋は今のまま隠れたスポットがいいのか、メジャーになるのがいいのか…迷っていたりする。

テスト