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ちょっと古い記事でしたが、面白かったのでシェアです。

要は、自己生殖(自分一人で子供を作れる)できた方が効率的に思えるのに、なぜオスとメスがいるのか?という話です。
オスとメスがいることが、進化にとってどうプラスに働くのか?ということですね。

実験では、簡単に言うと、
オスとメスの比率を9:1にした群と、比率をほぼ1:1に近づけた群での比較をしました。

そうすると9:1の群では、20世代に渡って生き延びたのに対し、1:1の方は10世代で絶滅してしまいました。

要するに、オス同士が争い、優秀なものが生き残り、その遺伝子を残していくというプロセスが、生物が生き延び、進化していくためには大切ということです。

競争なしで、どんな遺伝子も残っていくような形だと、その群れは生物学的には弱くなり、淘汰されやすくなってしまうということです。

非常に面白いですね。

生物の多様性は、男性が担っているという話もしたことがありますが、生物が淘汰されないためにも、男性が必要で、さらに競争が必要ということなんですね。

男性が、デフォルトとして競争が好きなのもこれでわかりますし、お金持ち(食料や武器を獲得する力が強い人)がモテるのも納得です。

人間は思った以上に、獣の部分が大きいという前提で考えた方が、この世界はもっと解き明かしやすくなります。

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