友だからこそ、叱る。
大人になると、人は黙って離れていくものです。
いちいち指摘したり、叱ったりすることを避けて、ある意味、大人な対応を取ります。
私の周りでも、すごい仲が良かった友達が、たったひとつの出来事がきっかけで、疎遠になってしまったケースを何度も見てきました。
人はミスをする生き物。
それではなんとも勿体ないと思います。
先日、我が家でパーティがあったのですが、その中でのある友達の場を壊すような振る舞いが、どうにもいただけなかった。
99%はちゃんとしてるのに、その振る舞いだけは良くないと思いました。
その場でも多少、笑いを交えながら言いましたが、なんかもやもやが残るので、これはちゃんと言おうと思い立ちます。
すぐに会う機会がなかったので、ポイントを整理して、学びになるようにライン。
その友達は、プライベートで別の問題も抱えていましたが、根本の原因と考え方には共通点があると思い、その気づきにもなったら良いなと。
結果、向こうも反省していたようで、「言ってくれてありがとう」と。
プライベートの方でも、自分に原因があったかもって気づきになってくれたようです。
私のもやもやも晴れました。
これからも仲良くしたいと思っている人じゃなかったら、私も、黙って離れたかも知れません。
言うのにも勇気がいるし、言い合いになるかも知れないし、こちらも体力を使います。
でも、やっぱり言って良かったなと思いました。
成長のためには、叱られるって大切です。
私もサラリーマン時代に、よくこっぴどく叱られました。
当時は恨みもしましたが、あの叱られがなかったら、今の自分はないと、今ではとても感謝しています。
これくらいの年齢になると、立ち居振る舞いが上手になりますし、人に叱られるようなことはほぼなくなります。
それでもやっぱり癖というか、シチュエーションによっては、良い振る舞いができないことは人間だからあります。
それを気づかせてもらえることで、人はまだまだ一歩ずつ上へと成長できるのです。
「親しい友だから叱る」
折角のご縁が、1回のミスで縁遠くならないように、時には伝えたいことはしっかりと伝えるのも良いものですね。
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