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下の記事を上げたら、「誕生月と学習能力」の関係性も知りたいというお声をいただいたので、リサーチしてみました。

普通に考えたら、似たような傾向は出る気がします。

2007年に一橋大学の川口 大司准教授が「誕生日と学業成績・最終学歴」という論文を書いていました。

https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2007/12/pdf/029-042.pdf


その結果、誕生月と学業成績には明確な差があったようです。

下図は小中学校の算数(数学)の成績です。右へ行くほど、同学年での生まれた日が早い人の成績です。

一橋大学川口 大司准教授「誕生日と学業成績・最終学歴」

次は中学校の学歴のグラフです。

一橋大学川口 大司准教授「誕生日と学業成績・最終学歴」

公立学校に行く確率は誕生月によって明確な差はないですが、国私立に行く生徒は、圧倒的に、4月~9月に生まれた人が多いのは見ての通りです。


そして、この傾向は最終学歴まで続きます。ということは、統計上は、生涯賃金にまで影響を与えるということになります。

ただ、大人になればなるほど、影響の差は小さくなってくる印象です。

個人的には、学歴が良い人が人間として優秀とは特に思ったことがないので、あまり気にする必要はないと思いますが、統計としてはとても興味深いですね~!

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