「死」の恐怖を感じて、「生」を実感する。
今回のバリ旅行では、諸事情のため、8人乗りのレンタカーを借りました。
ポイントはそれが、「マニュアル車」だというところ。いつぶり?
そして、グーグルのナビが本当に本当に優秀過ぎるのも問題なんです。最短時間のために、現地の人しか通らないような、生活道路を優先的に案内してくれます。
バリ島に来たことある人にはわかると思いますが、運転はカオスをきわめてます。
交差点に信号はほとんどなく、強引さがないと、一生抜けられないでしょう。
車の隙間はバイクが埋め尽くしており、車を抜くために、こっちの車線に向こうから常にバイクが走って来る感じです。
交差点の合流をマニュアル車の半クラを駆使しながらしようとすると、そのわずかな隙間をバイクが抜けてきて、ま~カオスなこと。
ちなみに、山道で坂道発進で下がったり、エンストも通算20回以上。ま~ま~なアトラクションです。
そんな道を片道2時間は掛かけて出かけたりしてるので、同乗者は、帰りは無事に帰れないかもってまで思ったりしたそうです。
久しぶりにヒリヒリする経験。
無事に宿についたときは、精神力が疲れ切っていて、安心感がすごい。
ただ、めっちゃ充実感に包まれるんですね。
やり切ったというか、恐怖を感じるからこその、生きていることのありがたさを実感できるというか。
人生って、安穏と暮らすのが幸せじゃない。
時には、こういうリスクを負うようなこともたまには必要だな~と。
いずれにせよ、マニュアル車の運転がうまくなったことと、動物的生命力が強くなった気がするのは良かった。
そして充実した仕事のあとのビールはいつもの2倍美味しいことだけはお伝えしておきます。
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