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遺伝子って、両親から受け継いだものを、また受け継いでいくって感じがあると思います。

進化論で行くと、樹形図として爬虫類とか、魚類とか枝分かれしてからはずっと変わらないイメージがあると思います。

でも、実際は遺伝子は変化していきます。その役目を担っているのはウイルスです。実際に、ヒトゲノムの10%くらいはウィルス由来のゲノムと言われています。

ウイルスが生物の種族間を横断していくことで、枝分かれした生物の進化の横糸のような役割をしているんです。ウイルスは私たちが思っているような単なる敵ではなく、食物連鎖の進化のエッセンスとして非常に重要な役割を担っている可能性があります。

また、遺伝子自体はただの設計図ですので、それを使う使わないは、私たちの生き方で変わってきます。筑波大学の名誉教授である村上和雄さんがよく言われている、「遺伝子スイッチのONとOFF」の話です。遺伝子もスイッチがONにならなければ使われないですし、ONになっていたスイッチも私たちの生き方次第ではOFFになります。

単純に体を観察していても、一度歪んだ爪が生えると、ずっと歪んだ爪が生え続けますし、シミとかもずっとメラニン色素を出し続けるように何かのスイッチがONになっているのでしょう。(体を守るという意味では重要)

遺伝子自体もどんどん変わる。スイッチ自体も自分の生き方次第で、ONとOFFが切り替わる。だから、私たちのポテンシャルは思った以上に無限大で、こんな体に産まれたからって嘆く必要もありません。

まだまだ、人類は自分たちの体の1%もわかっていなくて、興味津々ですね!


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