「四無行」ってご存知でしょうか？！

9日間の間、断食、断水、不眠、不臥、すなわち、食べない、飲まない、眠らない、横にならない、を続けるという、お坊さんの修行の中でも、かなり厳しい修行です。その間には、お不動様のご真言と蔵王権現のご真言をそれぞれ10万遍ずつ唱えないといけません。

生存確率は５０％と言われ、この行に入る前は、葬式をして肉親とお別れをしてから臨むそうです。

近年でこの四無行を満行した、塩沼阿闍梨という方がおられるんですが、その方の本を読むととても興味深いです。

行の間は感性がめっちゃ鋭くなるらしいのです。

例えば、

・匂いだけで誰が来たかわかる。

・その人が何を質問したいかも言わないでもわかる

・線香の灰がスローモーションで落ちていく

・灰が落ちた瞬間は、爆発したような大きな音に聞こえる

要するに、これくらいの能力は、本来どの人間も持っているということですね。

四無行は、1日くらいしか持たない自信がありますが(笑)、こういう体験は是非してみたい、って好奇心満々になりますね！