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「男は敷居を跨げば七人の敵あり」と昔から言われています。

現代は、誰かに襲われるとか、そういう敵はいないと思いますが、老若男女、敷居を跨がずとも、敵だらけの時代です。

その「敵」とは何でしょう?!

それは「情報」です。


この情報により、私たちは無駄に不安を煽られて、無駄な消費をさせられています。

ネット時代は、逆の情報も辿れるのでまだマシになったとも言えますが、それでもその情報を精査するのはなかなか難しいでしょう。

マインドセットとして、企業はすべて営利団体ということはしっかり認識した方が良いです。利益を一番に追求します。そのためには、どんなことでもしてきます。

大きな支出で行くと、マイホームなんて本当にみんなに必要なんでしょうか?銀行とハウスメーカーががっちり組んだ「夢のマイホーム」という戦略は大当たりしました。政府まで協力してくれている印象です。

このマーケティング戦略により、日本国民のみんな、マイホームを買うのが1つの人生のゴールと思わされました。

金銭面ではお得と思われていますが、日本の木造中心の住宅は、私たちが老人になる頃にはほとんど価値がないものです。修繕費もかさみ、孫の代まで残せるものではありません。実際に計算すると、金銭的にはほとんどメリットがないと言われています。

子供がいる設定で作った家は、老後、夫婦二人になると無駄に大きすぎます。2階建てなら階段の昇り降りも大変です。

賃貸だったらライフスタイルに合わせて、価値観の変化に合わせて、住む場所や家を、フレキシブルに変えることができます。隣人トラブルもすぐに回避できます。

また保険はどうでしょう?月々支払うものなので、生涯支出ランキングのベスト5に顔を出すほど、大きな買い物ということを知らない人も多いです。まさに不安を煽って、消費させられている大きな買い物です。

これも企業側は、残された子供の為、配偶者のため、という痛いところをついてきて、出費を促して来ます。本当にみんなそこまでして必要なのでしょうか。

子供の教育費も大きいですが、そこまでいるのでしょうか?企業側はあの手この手で、不安を煽ってきます。
いまや幼稚園くらいから、毎日のように習い事をさせられている子供も多いです。無料の野山が一番の教育をしてくれると言うのに。

健康に関する煽りもひどいです。ほとんどのサプリも要りません。逆に身体に悪いです。医療だって、よっぽどの場合以外、良いもの食べて家で寝ていた方がまだましです。病人でもないのに、定義を変えて、無理やり病人にさせられているのが現状です。

フィッシング詐欺などは、ある面、悪の仮面をかぶっているのでわかりやすいのですが、気をつけなければいけないのは、善人の仮面をかぶった敵がたくさんいるということです。

もちろん中には本当に善良な企業もいますし、企業の営業さんは良かれと思ってやっていることも多いのですが、「情報の9割は、敵が流している情報」と思って、この時代は生きぬいた方が間違いはありません。


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