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のぶちゃんマン室にソファがきた

運びたくない配達員がソファを運んできた

のぶちゃんマン室は動画の撮影場所としても使われるので、ソファは購入することが決まっておりました。そんなわけで昨年末注文しておいたソファが1月になってようやく到着です。

玄関先まで運んでくれると事前に聞いておりましたが、高さ幅ギリギリの狭小階段を目前にして「返品対応されますか?」とか「これは無理ですね。」とか、「この後別の配達があるんですよね。」とか言って、明らかに運びたくなさそうな配達員。

そう言われてもどうしようもないので、のぶちゃんマンに電話を入れたところ、自転車で颯爽と現れ、どのように運び入れるかを思案。横で配達員が「箱を開くと返品は無理ですよ。」と言うのを遮って「箱から出して運びましょう!」と判断をいただいて、開梱することに。

小さいものは中の人担当、大きいものはのぶちゃんマンと配達員の二人が担当することに。しかしです。この配達員「これ無理ですね。」「ダメですね。」と、口癖のように言い続けるわけです。

聞いてられなくなったのぶちゃんマンは
「……もう、君帰り。」と配達員を帰らせました。

「帰らせちゃって良いんですか?」と聞いたら「あんな、最初から諦めてる奴あかん。出来ひん。」そう言って、どこかに電話をし始めました。話終わると、こちらに顔を向け「段ボール片付けてきて。」

路上に置きっぱなしになっていた巨大段ボールを片付けていたら、スーツメガネのメンズが、「お疲れ様です!」と言って、私の横を通り過ぎ、そのまま階段をかけ登っていきました。のぶちゃんマンが呼んだ助っ人M君です。

段ボールを片付け終わってから、追うように階段を登っていったところ、すでにソファは室内に運び入れられ、設置されている最中でした。

さすが元家具屋さん!テキパキ!すごい!

出来る・やり遂げる・結果を出す

のぶちゃんマンは、作業を終えた後、設置したばかりのソファに腰をかけて、家具の宝島時代に自ら配達をしていた頃の話をしてくれました。

お客様の家まで配達行って、家に家具が入らないので返品対応しますってやっていたら、仕事にならんやろ?何があっても入れてやるという気持ちで仕事せなあかん。こんなソファなんかも、もし入らなかったらロープで吊るして引き上げるんや。

自分に出来ると思うこと、最後までやり遂げる気持ちが、結果を生み出す。その流れをつかむことが、次なる成功の秘訣なのだと話して下さいました。

M君を褒め称えるのぶちゃんマン

の:のぶちゃんマン な:中の人 M:M君

の「君。あの階段、上がると思ってやってくれたやん?」
M「はい。」
の「上がらん思った奴は上がらんのや。」

M君、のぶちゃんマンに褒められまくります。

の「………………………………。」(じっとM君を見つめる。)
の「ちょっと新聞とはさみ持ってきて?」
な「新聞ですか?何に使われます?」
の「こないだ、美容師の手捌き見て学んで、自分にも出来そうやなと。」
な「え?」
M「え?」
の「切ったるわ。やってみたいねん。」
M「いやですっ!!!」

ついでにイジられまくります。この絡みはのぶちゃんマンの愛情表現です。

休憩後M君は、上着を忘れて帰っていき、もう一度取りに来て、本当に帰っていきました。髪の毛は無事でした。



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