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子ども1人につき1回のルールは平等なのか?

現在、2歳男、6歳(年長)女、8歳(2年生)男の3人育児をしながら、フルタイムで働いています。そんな中、日々の気づきや思ったことがどんどん上書きされ忘れていることに「はっ」とし、自分の記憶領域を外付けしようと、noteを活用することにしました。

保育園まではまだ乗り切れてました。働く親のための施設だからそりゃそうなんです。いや、それでも結構平日の対応は多かった。そこから、長男が小学校になって、平日に参加すべきことが増えてきました。子どもの人数で日々の家事の量が増えているのに、学校や保育園の平日対応まで増えるていくのは、ちょっとしんどいんです。


保育園

6回/年の平日対応

  1. 懇談会:2回✖️1h

  2. 運動会:1回✖️1h

  3. 大きくなったね会:1回✖️1h

  4. 夕涼み回:1回✖️1h(全学年一緒)

  5. 保育参加+個人面談:1回✖️2h

うちの場合は子どもが2人通っているのがMAXだったので、年間11日平日対応(+小学校対応10日)。通勤1.5時間の時代は、設定された時間によっては丸1日休みを取らないといけない時もあった。そもそも、保育園時代は病気欠席も多いので、有給無くなりながらなんとか対応。ふぅっ。

6年間のうちに1年間は役員

それに加えて、子ども1人につき保育園に通っている期間内で1回は役員をしないといけない。役員をしなかったら年長さんになった時に卒対係(卒園式に向けた係)が自動的に任命されるシステム。
でも共働きがマジョリティの世界だったので、お互いが同じ状況、業務負担もなるべく減らされていたのでそんなに負担はなかった。逆に役員に参加することで保育園内のコミュニティに必然的に入ることができ、知り合いもで良かったなと思っている。
私は卒対をしていないけど、その代ごとに大変さは違らそたうとのこと。長男のときはやる気のあるお母さんと、なるべく省エネでやりたいお母さんとがぶつかって、全体グループラインがギスギスしてて怖かった記憶が。。。おそらく大変な代だったので、役員を先にしておいて良かった。

小学校

小学校になると、運動会などは休日開催になって、平日対応減るかと思いきやそうでは無かった。授業参観やPTA的な対応(役員じゃなくても全員何かしら年に数回課せられる簡易な仕事)が始まるのだ。

10回/年の平日対応+α

  1. 授業参観:3回✖️1h

  2. 懇談会:3回✖️1h

  3. 個人面談:2回✖️0.2h

  4. 係の仕事(PTA):1回✖️1h

  5. 旗振り(PTA):1回✖️2h

  6. +α持久走の応援:1回✖️2h ※希望者のみ

  7. +α下校補助(PTA):4回✖️0.2h  ※一年生のみ

  8. +α街探検(授業)の手伝い:1回✖️2h  ※二年生のみ

なぜか保育園より平日対応増えるのだ。行かないと割り切る人もいるようだが、私は出来れば行きたい。けど、これ全部行けるワーママって、今の私みたいに臨機応変に仕事できる状況じゃないと有給は無くなって欠勤することに。さらに、長期休みはあるし、その前1週間から給食がなくなり11時台には帰ってくる。我が家は学童使わず、祖父母に対応お願いしているので、そのスケジュール管理も結構大変。来年から小学生が2人になるから不安だ。

6年間のうちに2年間(PTA役員、地区係)

保育園よりレベル高そうなPTA役員担当を、これまた小学校も子ども1人につき1回、もしくは卒対(卒業式に向けた係)をする必要があるそうで。。。さらに、地区係(登下校の世話など)も子ども1人につき1回とのことで、6年間の内に2回は少なくとも対応が出てくる。しかも、私の住んでいる場所は、幼稚園組(専業主婦かパートくらいの働き方)がマジョリティのため、フルタイム勤務でも対応出来るようにすることはあまり重要視されておらず、基本時間設定が平日昼間である。
つまり、3人子どもがいる我が家、保育園も合わせると9年間は何かの役員的な立ち場をしているという事だ。。。
ちなみに来年度は地区係の会議でくじ引きにより「副地区長」という役を仰せつかって、新一年生の各家庭に行って登校班の説明したり、毎月の廃品回収の看板出しをした上で学校に集まる廃品回収を業者さんに渡す役割だそう。上記プラスで年12回は午前休ですね。。。ふぅっ。

学級閉鎖や学年閉鎖

加えて、小学校は強制的に通えなくなる学級閉鎖が待ち受けている。なので冬の時期は、子どもの発熱という爆弾を抱えながら、綱渡り状態の中で仕事の予定を組んでいる。ただ、未就学児を面倒見ながらの在宅勤務はほぼ無理だったけど、小学生になったら手が離れるので仕事ができる環境は手に入れられる。やはり、在宅勤務は子育て中にとっては重要な切り札なのだ。

前回、このような記事を書いたが、修正したい。

子どもの人数や働いているということで、大変さが増すコトがある。でも、これって、実はマイノリティへの視点が抜けているだけな気がしていて、ワーママがマジョリティになったら、自然と解決していく、時代の狭間の問題なんじゃないかと思っている。現に都内ではPTAの仕事はなくなりつつあるそうだ。

子ども1人につき1回ルールは親の数に対して平等だと思いますか?

親の数は増えないなかで、子が増えると、洗濯を始めやらないといけない家事がむっちゃ増える。小学生になると宿題を見るのもけっこう大変だったり。さらに保育園や学校へ出向かないといけない対応が必要以上にあると、ほんとう疲弊してしまう。

でも、強制的なこの仕組みのおかげで学校や地域に入り込んでいけるので、大切なことだとも感じている。だから無くなって欲しいとは思わないけど、もう少し良いやり方がある気がしている。
一番大切なことは「やらされる」から「やりたい、やるべき」に気持ちがシフトできるような仕組みにすることじゃないのかな?
平等を求めるがゆえに作っている雑務を無くしていき、本当に子どもや学校のため、保護者のコミュニケーションのためのものに限り、参加したくなるような形にしていけないのかな?と思っている。今はまだ、小学校のPTAの仕組みが少しずつ見えてきただけで、理解はまだ出来ていない。ただこれから先、小学校に関わる期間はまだまだ長いので、出来るところから少しずつ変えられたら良いなと思っている今日この頃。

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