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コロナの中、2021/10月欧州ポーランド出張記

前回、海外出張行ったののは2019年12月の北アイルランド(英国領)。あれから、およそ2年。

コロナがまだ収束していない中、欧州、ポーランドWrocław(ヴロツワフ)にある本社へ出張しました。まだまだコロナとのお付き合いも続きそうですし、EU内はかなりオープンになっていましたので、これからの海外出張の参考になるかと思いその記録を残しておこうと思いました。

コロナの各国対応は、刻々と変わっています。
ご自身がご出張、ご旅行される際は、最新情報をしっかり調べてご対応ください。

コロナの中、欧州、ポーランドへ出張

このコロナ。ご存じのように世界中に蔓延し、各国で隔離措置。
下手すると、対象国入国時に2週間、日本帰国時に2週間の隔離と実質1か月に及ぶ隔離が必要。
強制隔離の場合、3日or6日間ホテルの部屋から1歩もでれない。
緊急ではない事情で海外出張することはできない状況でした。

私のワクチン2回接種、8月に完了。
ポーランドもワクチン証明があれば入国時の隔離措置不要となり、
残るは日本帰国時の3日強制隔離+11日の自主隔離の14日間の隔離
今年行くなら、10月か11月。
日本行政の遅い対応、隔離解除措置を待っていると来年になってしまう。
ドイツ人CEOからも、ぜひ来てほしいということで、いよいよポーランド本社へ行くことに決めたのは9月。

ゴーストタウン成田空港

10月24日(日)、出発当日。
明日10月25日(月)から日本も飲食店の営業時間制限がいよいよ撤廃される前日。
海外出張で、いつも使っている朝6時7分立川駅発の成田エクスプレスに乗り込む。
成田エクスプレスは、朝と夕夜の一部列車のみ運行していました。

立川駅、日曜の朝6時ということもありガラガラ。
コロナ第1波、緊急事態宣言中の2020年5月、契約したレンタルオフィスの書類、キーを受け取りに立川駅に降り立ったときの人気の無さに愕然とした光景に似ていたので写真をとる。

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成田エクスプレスも当然ガラガラ。1両に5人程度しか乗っていない。
儲からないというか大赤字だろうなぁ
ありがとうJR東日本。

成田空港につきチェックイン。
今回はポーランド航空(LOT)、ワルシャワ直行便でポーランドに入り、
国内線でWrocław(ヴロツワフ)まで移動する。

ポーランド航空(LOT)はスターアライアンスなので、ANAのラウンジが使えるのだが、緊急事態宣言のため10月24日までラウンジのアルコール提供中止 (泣)
10月25日以降は解除のはず。ご自分でご確認ください。

どこかレストランでルービーでも、と思って成田空港を徘徊したが、
チェックイン後の午前8時30分の成田空港の光景は、
まさにゴーストタウン。。。

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仕方なく、ANAのラウンジでおにぎりと温かい豚骨ラーメンをいただく。
ANAさん、ありがとう。

ポーランド航空は安い。そして、まさかの沖スポ。。。
費用削減なんでしょうねぇ。
飛行機までの移動のバス、全員席に座れるぐらいのガラガラ。

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たまには、飛行機が近くで見れて沖スポもいいもんかも。笑
空港で働くみなさん、ご苦労様です。

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本社が予約してくれたのがエコノミーだったので、ネットでプレミアムエコノミーへアップグレード(自腹)。チェックイン時、ビジネスに空きがあるか聞いたら、空席あるということでビジネスへアップグレード、4万5千円(自腹)。
トータルで10万以下でビジネスへアップグレード。
最初からビジネス買うと+20万以上なので安く済んだ。
ビジネスといっても古い機体なのでショボイが
フルフラットで寝れるのは助かる。

実は、現地時間24日(日)夜11時に現地空港到着予定。
おそらくホテルチェックインは真夜中過ぎ。寝るのは深夜1時ぐらいになる予定。
25日(月)は朝8時30分にホテルにタクシーのお迎えがくるという強行日程。
ビジネスアップグレードは少しでも身体を休めるための投資。

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行きの飛行機、ビジネス、私含め4人(すべて日本人)。
プレミアムエコノミー1人!(日本人)。
エコノミーもがらがらでした。沖スポのバスがガラガラだったもんね。

LOT格安なのはいんですが、エコノミーの飲み物は有料です。
もしエコノミー使うなら、水筒持参、搭乗前に飲み物と食べ物を買って乗ったほうがいいと思います。機内食は基本まずく、体に悪いです。
ビジネスの機内食もまずいです。期待してないけど。。。

ワルシャワ空港到着、EU入国

ワルシャワ空港到着。先週までショパンコンクールが行われていました。
パスポートコントロールですが、ガラガラの機内、到着する国際線減便を反映してガラガラでした。
最初に書きましたが、ポーランドはワクチン接種証明書か空港でPCR検査陰性となれば隔離措置不要。
私は、立川市発行、厚生大臣承認のワクチン接種証明書と本社に招待状(Business Invitation Letter)を書いてもらっていたので、それを見せて3分もかからずパスポートコントロール通過。
コロナとか異常事態ですので国境警備、入国審査は厳しい
仕事で行く場合、ビザ不要でも相手に招待状を英語で書いてもらっておくと、パスポートコントロールの通過は楽です。
パスポートコントロールで英会話を存分に楽しみたい方はご自由に。

EU内(ポーランド内)国内線のセキュリティチェック。
これも2-3人並んでいるだけなので、アッという間に通過。
パスポートコントロール含めトータル20分ぐらいか。

コロナ前の、ヒースロー、オヘアの余裕の1時間以上待ちが懐かしくもあり、ぜひコロナ後このような状態であって欲しい。笑

EU内移動

パスポートコントロール、セキュリティチェックがあっという間だったので、LOTの窓口に向かい、1つ早い時間の便に空きがあったので変更してもらえました。これはラッキーで現地到着が17時に早まった。
助かりました。

国内線のロビーは日曜午後のためかなりの混雑。
欧州人がほぼ全員マスクをつけている光景は異様でしたが、
EU内は9月以降ワクチン接種証明さえあれば、自由な行き来ができていて羨ましい光景でした。

ポーランド コロナの状況

公共機関(飛行機、電車、バス、タクシー)やお店の室内はマスク着用です。

室外はみなさんマスク外してます。日本もマスクしなくていいと思うんですけどね。わたしは日本でも人混みのない外では、マスクずらしてます。

本社はドイツ人CEOの意思で、ワクチン接種者は社内ノーマスクOK。
コロナ後初の対面会議、さらにノーマスク 笑 
新鮮でした!

レストランはノーマスクです。人数制限もありません。

ポーランド新規感染者2021/10/29 現在9,387名 対前日比: +1,009名。
私のいったWrocław(ヴロツワフ)のあるシロンスキエ県で544名 対前日比:+77名

ポーランドは11月1日カトリック教会の祝日の一つ
「諸聖人の日 All Saints' Day」です。
本社はお休みです。
日本だとお盆に近いのかな。

ポーランドは11日独立記念日
食事中ノーマスク、大人数の飲食が増えるので、
Xmaxにかけて、新規感染者は増える方向でしょう。
死者がどの程度に抑えられるかでしょう。

ポーランドWrocław(ヴロツワフ)


ポーランド西部にある第4の都市で、ドルヌィ・シロンスク県の県都。歴史的にシロンスク地方の中心都市で、ポーランドの中でも最も古い都市のひとつである。市内にはオドラ川とその支流が流れ、200以上の橋が架かっている。人口約60万。結構大きい。

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ポーランドは第2次大戦後ソ連支配下だったので、古い共産圏の建物(画一的な古い団地)が数多く残る一方、最近建てられたモダンな建物が混じる。景気もよく新しい建物の建設ラッシュな感じ。

Brexitの影響などで、労働者が多数ポーランドに戻ってきたり、他の東欧諸国からの労働者流入で物価が高くなってきているそうだが、先進国や日本に比べるとかなり安い。

数年前に日本食がブームになったらしく、エセ日本食屋が多いが経営、シェフはポーランド人なのでまずい。人生2番目にまずいラーメンを食べた。笑
最近は、ウクライナ料理(?!)が流行っているらしい。
手ごろに食べれるケバブ屋多し。日本でいうと深夜までやっているラーメン、吉野家の位置づけらしい。

韓国系の大企業が大きな工場を建てており、韓国人がたくさんいる。

トラム ドイツのより幅が狭く、車道が広くてよい。

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ホテルの朝食会場と朝食。会社近くの結構いいホテルだった。
キュウリ、トマト、野菜が美味しかった。
ホテル、暖かくて良かった。ヨーロッパのホテルは大体寒い。。。

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ドイツ人CEO(私のボス)とフランス人営業

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ポーランドの国民食「ピエロギ(Pierogi)」、ポーランドの餃子。 見た目は日本の餃子と似ていますが、皮が厚くモチモチした食感で、少し大きめ。 少量でもお腹いっぱいになります。

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ヨーロッパは、街の中心に教会。City Center

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スペインからのツアー客。観光都市で他国から観光客が来ている。
羨ましい。。。

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世界のコロナ収束を祈願

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ヨハネ・パウロ2世
ポーランド出身の第264代ローマ教皇(在位:1978年10月16日 - 2005年4月2日)。

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University of Wrocław。ブラームスが教授だったらしくこのホールでブラームスが演奏したらしい。超興奮!!!

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市内にはオドラ川とその支流が流れ、古くからの交通の要所。
第2次世界大戦でもドイツとソ連の壮絶な戦いが繰り広げられ、街の80-90%の古い建物が破壊されたらしい。古い建物に見えるが第2次世界大戦後に再現されたもの。
下の写真、上は被災にあったUniversity of Wrocław。屋根の骨組のみ

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帰国へむけて、ワルシャワ行の飛行機。ひさびさのプロペラ機。

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EU出国のボーダーコントロール。金曜夜、トルコ航空、韓国航空の便とかぶっていて、ちょっと混んでた。

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空港、EU内はかなり活気が戻ってましたが、国際線は閑散としてます。ラウンジもほとんど食べ物がないです。EUのボーダーコントロール出るまえに、EU国内線側で食事をとってしまったほうが良かったです。

日本も11/8からビジネス、留学の方の入国を認め、待機を3日にしましたね。
欧州もコロナ新規感染者が増えているので油断はできません。出張の際はお気をつけて!

Have a safe business trip!


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