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びんずる制作中の三秀さんからの手紙

円空について勉強しながら待っていたら、円空工房Zの三秀さんから手紙が来ました。そこには円空についてとびんずるさんについての説明と色見本が入っていました。

この板には番号がふられていて、私のびんずるさんをどのような色にしましょうか?ご希望をお聞きしますとのこと!

びんずるさんの色!!全く考えていなかった!
一番上は白木で作られたばかりの色。
2番目のベージュは350年神社などの、生活の場でないところで保管されてた時の色。
3番目の褐色は350年囲炉裏の部屋で保管された時に出てくる色。
材料のクスの木の質感と彫りが入った時の見え方がわかるようになっていた。

友人にも相談したり考えたりして三秀さんとcreemaの取引画面で話し合ったり・・・

恐いお顔は濃く、優しいお顔は薄くが良いようです。
写真でお分かりかどうか分かりませんが、この材料は大きな縞模様はなさそうです。しかし、縞模様のない白木ではなく、うっすらといろんな年輪の模様が出ています

円空工房Zの三秀さん

と、材木の雰囲気も教えていただいて、彫っている過程の写真も何枚も送ってくださった。それを見ながら良しと

「真ん中のベージュの少し薄い感じお願いしたいかなと。でもそこは三秀さんに全面的に任せます。いい感じに仕上げてください」

とお返事した。後は、出来上がりを待つだけです!

トップ写真は、和歌山 紀三井寺のびんずるさん。びんずるさんにしては珍しい半跏思惟像

https://note.com/nobuliere/n/ndb43cefcf942


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