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2023木曽路奇行 w/三色さん、雑さん

同行者のリンク:三色さん雑さん

まえがき

私は貨物機ではPF(EF651000番台)が大好きなのですが(じゃあ撮れよ)、EF64の話題が飛び込んできました。

中央西線を日中に下る重連タンクが時期限定で走る

風のうわさ

信州には高校時代の先輩である三色さんがいて、車の手配や行程もやってくれてとてもありがたいわけです。
じゃあお金と時間 vs 食指のバトルですが、ケチヒキニートなのでまぁ一旦決めればラクラクなわけですね。

モラトリアム奇行名物の学割
なんで私事がないの?

ということで、D7000+55-200 F4-5.6VR EDを主力として大学からそのまま6時間電車に乗ってやってくる限界往路で向かいます。
一時帰宅→夜行バスのエレガント(?)な雑さんと対比ですね。

遅れによりカツカツ時程は回避
大月からはロング

23時に現地の快活に入店、組成に不安があったのでライブカメラをみてから出発に変更。

優雅な朝ごはん

9089レ EF64 1021①+EF64 1020②

組成もバッチリ確認取れたところで、雑さんとともに3色さんの車でレッツ木曽路!
ハイアン爺が多くて前キャパ空いて助かる反面、ひな壇が詰まってないから後入りの構図には無理が多い面も…

9089レ 下り 須原〜大桑
ƒ/8 1/500 80 mm ISO 250

”数は正義”ということで、三色さんの組んだ行程はとてもカツカツです。
一部の単線区間や特急退避で停車+勾配上で加速のため、追っかけ自体は苦ではないらしいのですが、信号や片交など交通の問題もあり、一部の撮影をスキップして行きました。

倉本~上松(寝覚の床)
ƒ/4.5 1/1250 18 mm ISO 160

三色さんのように超広角で前側から編成と風景を同時に撮るのがセオリーらしく、同業者も似た立ち位置でしたが、自分は換算28mmが限度で面に日が回らないので、「寝覚の床」を写しながら順光で両釜を捉えてみました。

洗馬~塩尻
ƒ/8 1/640 86 mm ISO 200

今回の撮影思想

ところで、今回私はかなりチキって引き気味に撮影したので想定のカットとあとから見て良いカットが違う結果になっています。

前も言った、 紐は妥協(or積極意図)だけど、日の丸は救いがないと。
ついでに、ハイアンなら諸々の障害物の影響を少なくできる。
かぶりつきすぎると面デカになる。
そして初見のショバばかり、だから今回は紐ハイアンっていう古風な感じになった。
もちろん釜次位や積載見せたりする意図もあるけど。

鍵垢ツイ

かの四重単で雑さんがやらかしたように、首都圏人にとって前パンと日の丸は切っても切れない関係なのです。
そして、かつくならないように余白を多めにとってトリミングする。
ピントも甘くて画素数なんてあってないようなものなので、打率を上げるために仕方ない判断となりました。

そういう余裕から、逆にスカめにトリミングをかけてしまいVな角度でも日の丸っぽく見えてしまうことに気づいたので、差し替えました。
車両が小さくなりすぎても意味ないですしね。

想定してたカット。ワンスパン手前。紐で面デカになっている。

8084レ EF64 1044② + EF64 1039②

9089最後のショバで目前通過やらかしたあと、めげずに上りを狙います。

8084レ 塩尻洗馬
f/8 1/1000 85 mm ISO 200

アングル高め紐は意図として、次位釜が最後まで見えようとすると串パンになるジレンマ。高連写機いいなぁ。
それはそうとして原色エンド揃いはかっこいいですね。

須原~倉本
ƒ/6.3 1/800 98 mm ISO 250
須原~倉本
ƒ/6.3 1/800 80 mm ISO 250

どっちのカットが好きですか?
私は下のほうが釜がよく見えて伸びやかなので好きです。
上の方が収まりはいいんですけどね。

大桑~野尻
ƒ/6.3 1/500 145 mm ISO 250

太陽も回ってトップライト。
山をバックに撮れるとのことでお二方は広角よりですが、自分は山に雲がかかっていたり白飛びを恐れて面縦との中間みたいな構図にしました。
ピントが悲しいことになっている…

阿寺渓谷

空き時間に、阿寺渓谷に行きました。
閑散期なら奥まで車で入れるらしくてすごいですね。

犬帰りの淵、六段の滝

犬帰りの淵
ƒ/5.6 1/320 40 mm ISO 100
六段の滝
ƒ/5.6 1/1000 200 mm ISO 1000
六段の滝
ƒ/5.6 1/1250 200 mm ISO 1250
六段の滝 滝壺
ƒ/5.6 1/1250 200 mm ISO 1250
六段の滝 全景
ƒ/4 1/1250 55 mm ISO 640

熊ヶ淵

熊ヶ淵 水面
ƒ/8 1/200 150 mm ISO 100
ƒ/8 1/60 30 mm ISO 100
熊ヶ淵
ƒ/8 1/80 18 mm ISO 100
熊ヶ淵 上流側
ƒ/8 1/125 18 mm ISO 100
熊ヶ淵 水面
ƒ/5.6 1/200 55 mm ISO 100
ƒ/4.2 1/1000 66 mm ISO 250

牛ヶ淵

牛ヶ淵 全景
ƒ/8 1/160 18 mm ISO 100
牛ヶ淵 流入部
ƒ/8 1/1000 55 mm ISO 100

なんというか、美しさとともに水理学の授業を思い出しました。ピエゾ水頭…hₑ…

ƒ/2 1/55 3.432 mm ISO 141

合間に五平餅と野沢菜おやきを頂きました。

81レ EF64 1042①

いい感じに日が回ってきて、ラストスパートです。

落合川~坂下
ƒ/4.8 1/500 32 mm ISO 125

草被り串グサグサケツ切れ面デカだろうアウカにたむろっていましたが、絶対こっちのほうがVです(謎の自信)

上松~木曽福島
ƒ/8 1/500 45 mm ISO 500

81レは予想が見事に外れて、想定していた場所を巡ることはできませんでした。
でも運転中でも即座に場所の候補を挙げる三色さんすごい。
私達は電波がたまに切れる中、作例を必死に探していました。

宮ノ越~藪原
ƒ/5.6 1/320 120 mm ISO 320[レタッチ]


洗馬~塩尻
ƒ/4.2 1/320 85 mm ISO 500

塩尻にて

ƒ/2 1/30 3.432 mm ISO 731

みんなで名物の山賊焼きを頂きました。(9089のカットより黒砂試単が目立っているのは仕様です)
三色さんは朝早くから来ていて翌日も仕事らしいので車とともに早めに帰っていきました。

元の予定では復路も全部鈍行で行くつもりでしたが、山賊焼きをゆっくり食べるために珍しく特急課金をしました。
とはいっても、塩尻~甲府までという貧乏性(雑さんは八王子まで)

特急が来るまで時間があるから闇鉄とかしときなよ

三色さん

AFが爆死したので211ケツ闇は大失敗です。
ですが、南武支線に移籍で最近話題のE127が並んだりしたのでそれを記録していました。
やっぱり時間があってもローカルは本数少ないですね。まだ始発駅だから細部を舐め回すことで時間を潰せますが…

ƒ/4.2 1/30 65 mm ISO 2500[レタッチ]
ƒ/5.6 1/40 55 mm ISO 1600[レタッチ]

313も久しぶりに見ました。京王9000みたいな貫通白顔はAFの食いつきが良くていいですね。

辰野支線168M E127系A4

帰りましょう

最強の布陣、エクゾディア。
第一回中毒者サミット

E353、初めて乗ったんですけど211のときの揺れやら音やらがほとんど無くて超快適でした。
あと荷物置きの上面に細い鏡があって下から覗いて忘れ物を確認できるのはいいアイディアだなと思いました。

S101で草
甲府から先はまた211HEAVEN
癖がなくて甘みが凝縮されていて美味しかった

移動経路抜粋

撮影自体も楽しいですが、みんなで会話しながら移動したり食事するのはとびきり楽しいですね。
お誘い感謝です。

著者:😁


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