相振り飛車の自戦記~先手中飛車後手三間飛車~

先日10月1日に将棋ウォーズでの対局で先手中飛車の方と対局をして、中盤までいい指し方ができてたなぁと思った一局だったのでnoteに書き残しておこうと思った次第。

図1 27手目▲7七桂馬まで

先手のお相手がゴキゲン中飛車、後手の私が石田流三間飛車に組み、自玉の囲いをどうしようかと悩んだところ。
9筋の端を返してないのもあり、6六角、7七桂の形から美濃に組むのは危ないか?と判断して、本譜はここで8二銀として金無双の形を選んだ。

図2 40手目 △4五歩まで

さすがに6筋・5筋の攻めが怖すぎて飛車の横利きを通した局面。
とはいえ、美濃囲いに対して端を詰められているし、石田流のいい形が作れているしで何事もここで起きないなら3五角と出てから端攻めを敢行するつもりだった。

図3 43手目 ▲3六飛まで

図3が本譜で一番悩んだ局面。
さすがにこっちは金無双なのもあり、飛車を渡しにくい。
単に△2五桂馬とするのも読んだが、桂馬渡してからの▲6四桂馬があまりにも嫌すぎて単に跳ねるのはやりずらかった。
かといって指す手が難しく、次に桂馬跳ねる土台を作る為に本譜は△2四歩を選択。
良し悪しは正直全然わからなかった。

図4 47手目▲4一角まで

さすがに飛車角交換していくのはないだろう、って思ってた。
された。その結果さすがにテンパった。ちょっと次の狙いが見えなかったので。
2三に馬作られても、そこまで厳しくないという判断を本譜はしたつもり。
図4から△1六歩 ▲同歩 △1七歩と垂らしたところで2三馬と作られた。
次の2四馬の1点狙いかーと思いつつ、先手に飛車がないので、桂馬をなり捨てても平気と判断。

図5 57手目▲1七香まで

本譜は図5の局面から3六歩としたわけだが、単に6九飛でよかったかもしれない。結構金取りが受けにくそう。気のせいだったらごめんなさい。
その場合▲3八金とするんですかね?
だとするなら△9九飛成~△3六歩~△3二or3七香車っていう攻めが結構後手持って楽しそうな手順だったかもしれない。

図6 67手目 ▲1五馬まで

本譜は△3二香と馬を捕まえて、寄せの構図を描く方針に切り替えていくことができた。
図6から△1五同香車として先手の投了となった。
以下△3五香と歩を回収しつつ、△3九角からの寄せを描いてた。
▲同玉、△3七歩成、▲同桂馬、△同香、▲同銀とすっきりするなら△5九龍で必至かなという読みだった。あと4分半あったので、慌てなければ局面的にはかなり安全勝ちできたのでは、とは思っていた。

ということで相振り飛車の対中飛車は怖くないよという将棋でした。
(本当か?)
もう少しちゃんと研究をして、隙のない相振り飛車を指せるようになりたいなと思った次第でした。

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それではまた次の記事、あるいは配信でお目にかかれたらと思います。
ありがとうございました。
おやすみなさいませ。

2023/10/02 雲雀 信龍

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