大学アスリートの「セカンドキャリア」

僕のサッカー選手生活も長くて残り2か月。4年間の契約が満了し、次のキャリアについて考えなければならない。
残念ながらJリーグや海外クラブからのオファーはない。かと言ってトライアウトを受けようとも思わない。なので選手生活に終止符を打たざるをえない状況だ。

チームスタッフとして残ろうか、企業に就職しようか色々考える。でもサッカーしかしたことない自分にとって社会のこととかサッカー以外にやりたいことなど全くと言っていいほど分からない。どうやって生きていこうかなぁ、と。

↑のことはどこかのJリーガーではなく自分自身のことだ。

大学とはもちろん契約を交わしているわけではないし、給料ももらっていない。それでもプロと同じくらいの熱量でサッカーに取り組んでいるのは確かだ。Jリーグや地域リーグ、海外クラブからのお誘いはないため、選手として情熱を注げるのもあと2か月というわけだ。

大学アスリートの多くはいわゆる「セカンドキャリア」のために企業への就職や教員になることを目指して就活を行う。もちろんオファーをもらい、新たなチームと契約し選手生活を続けるという選択肢もあるわけだが、多くの大学アスリートは引退して次の道へと進む。

僕も周りと同じように「セカンドキャリア」のために就活に励んだ。堅苦しいスーツを着て、1万円払って往復10時間のバスに揺られ、自分を必死にアピールしに行く。

こんな生活を4か月ほど送ったとき考えた。

「自分が本当にやりたいことは何か」

何がきっかけかは分からないが、この問いに対してはどれだけ時間をかけてでも答えなければならないと思った。
そして、ここから自分なりに行動を起こしてみた。

・本を読む(とりあえずホリエモンの本)
・人に会いに行く(興味ある分野の人)
・イベントに参加する
・コーチングを受ける(ほぼ人生相談)
・ブログを書く(今日が初投稿)

以上のことをやってみた。
やり始めて感じたことは、自分について何も知らないなと。だから自分について知るため、やりたいことを見つけるために、自己分析やコーチング、対話に必死に取り組んだ。
すると少しずつ自分を知れてやりたいことが明確になってきたような気がした。

それから1社内定を頂いた。内定承諾書にサインした。これでぼくの「セカンドキャリア」は決まった。かに思われたが、僕は内定を断ったのだ。

この企業への就職は自分がやりたいことの方向性に合っていたような気もした。
でもなんか違った。これは直感でしかないから言葉にするのは難しいのだけれど、違ったのだ。

「自分が本当にやりたいことは何か」再び問うた。

「人に少しでも良い影響を与えられる人間でありたい」
それが僕の今のところの答えだ。
どういう職業かは分からないけれど、そういう人間でありたい。


そしてここからは自分が大学アスリートに伝えたいこと。

大学サッカー引退後の「セカンドキャリア」と向き合うこと、つまり自分について知り、自分のやりたいことを知ることがどれだけ大切なことか。将来の夢とか何十年後の自分を考えるのはなかなか現実味がないかもしれないが、2、3年後どういう人間でありたいか、何をしていたいかということを考えることは出来るのではないか。

「自分が本当にやりたいこと」を知っている人間は即行動を起こせるし、成長スピードも速いと思う。これは人生を豊かにするという点でもとても大切だ。
だからこそ大学4回生になってから、就活の間だけではなく、常に向き合わなければならない。

じゃあ「自分が本当にやりたいこと」を見つけるにはどうしたらいいか。
それは外側の世界に出て行くこと、対話すること。自分の知らない世界へ出て行くことで新たな発見がある。対話することで他人からの意見が聞けて新たな気づきが得られる。

大学アスリートの多くは人間的に魅力的で、向上心がある。だからこそ、もっと「セカンドキャリア」で活躍できるのではないかと思うのだ。「自分が本当にやりたいこと」をセカンドキャリアで実現できるように今のうちから行動することは大切。

そしてきっとセカンドキャリアについて考え行動したことは、自分自身の価値や大学サッカーの価値を高めることにつながる。

#大学サッカー #大学アスリート #セカンドキャリア

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Naoya Nobuto

コメント1件

いつか答えがみつかるとよいですね。先はまだまだ長いですから、あせらなくても大丈夫ですよ。
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