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よかった5冊「子供がほしい」と思ってから読んだ本

「いつか子供がほしい」

昔から当たり前のように自分の中では思っていた。ふと気づけばその「いつか」が目の前に期限付きで迫ってきている。けれども現実はそんなに思っているようなスケジュールでは行かないのだとゆうことにうすうす気づき始めた頃、大きな不安が私を襲った。

もしかしたら「いつか」はこのままでは来ないかもしれない、、。

不安の中、いろんなワードでググってみるものの、何を信頼すればいいのか全くわからなかった。とりあえず、こうゆう時は落ち着いてネット上の雑多な情報じゃなくて書籍から情報を得たい!と思いつつ何冊か本を手にとってみた。

本選びは、Amazonのレビューを見たりブログなどで紹介されていてよさそうだなと思ったもの、気になったものを適当にポチった。結果、読んでよかった&人にすすめたいと思う本5冊をここにまとめておきたいと思う。


1) 『私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』犬山 紙子 著

子供をもつ人生、持たない人生、についていろいろな不安やつきまとう疑問。それについて犬山紙子さんが行ったインタビュー&アンケートの結果が意見と共にまとめられているエッセイ。とても読みやすい。

同世代が抱える不安や疑問が詰まっていてうんうん、と頷きながらいや、私はこれじゃないなと思ったりしながらするすると読めた。いろんなケースが出てくるので子供を持つことについて、どうなんだろう?と思っている人ははじめの一冊的に読んでみるとよさそう。


2 .『俺たち妊活部―「パパになりたい! 」男たち101人の本音』村橋ゴロー 著

男性目線からの妊活がテーマの本なので、どんなもんかと興味を持ってポチった。前半は101名の妊活中男性に取ったアンケート結果、後半は著者の実際の妊活について描かれたエッセイの2部構成となっている。(そしてなんだかこの後半が、とても泣けるのだ、、)読み終わった後にはとてもあたたかい気持ちになった。

ぜひ自分の夫にも読んでほしいと思いリビングの目立つところに置いておいたけども、そもそもほぼ読書の習慣がない彼は表紙をチラ見しただけで終わった。(そして既にこの本はメルカリを通して次の読者の元へ)自分が病院に通いはじめてしばらくたった頃、この夫婦の状況が自分たちの今に重なる部分があることを思い出し、ふと読み返してみた。1回目とは自分の状況が変わったこともあり涙なしには読めなかった、、。この本にとても励まされましたありがとう。


3.『血流がすべて解決する』堀江昭佳 著

これは妊活中の人全員におすすめしたい教科書的な一冊。他のは選ばなくてもこれだけは絶対に絶対に読んでほしい。

そう、私たちは「血流」が足りてなかったのだ。堀江さんのことは友達がSNSで彼のブログをシェアしていて知った。(そしてその記事は葛根湯の正しい飲み方についてだったのだけど)プロフィールをよく見てみたら不妊が専門の漢方薬剤師さんだった。可能であれば直接会って診てもらいたかったけども、場所が島根県の出雲なので診察はあきらめた。

ここでの「血流」とは血液サラサラということだけではなく、血そのものの量も含まれる。血流が足りてないことでどんなことが体と心に起こっているか、そして血流を改善することでどんなポジティブな変化が体に起こるか。生理が重い人、PMSでやたら感情の浮き沈みがある人、妊活世代だけじゃなくて全ての年代の女性の健康に関わってくる内容だ。


4.『血流がすべて整う食べ方』堀江昭佳 著

堀江先生の本に感動しすぎた私はまだ上記の本を読み途中だったのにもかかわらずすぐにこの本もポチった。特に血流を増やす食べ方について、より詳しく書かれている。

血流が入れ替わるのには約4ヶ月かかるらしい。早速本の内容をすぐに実践し始めて2ヶ月ぐらいが過ぎた頃、通っていた鍼の先生が私の体の変化に驚き「何かしました?」と聞いてきた。体が以前よりポカポカしているし、悩みだった足のむくみも無くなっていて、まるで体が生まれ変わったようだった。(ほんとかよ)


5.『君は赤ちゃん』川上未映子 著  

著者の妊娠〜出産〜赤ちゃんが1歳になるまでの日々を描いたエッセイ。こんなにも他人の体験をままるまると感情移入しながら追体験できるような文章があるだろうか、というようなすばらしい表現力で一気に読める本。

妊娠出産に伴う女性の体と気持ちの変化、そして生まれてからの日々について、とてもリアルに順を追って(しかも読みやすく)書かれているものってなかなか少ない気がする。自分が体験する前にこの本を読めて本当によかった。これはむしろ妊娠と出産を経験することのできない男性にこそぜひとも読んでほしいと思った1冊。この本も2回読んだのだけども2回とも泣けた。


そろそろアラサーとも名乗れなくなってきた自分の年齢のせいか、「子供がほしいけどなかなかできない」という悩みはまわりに結構あふれている。まずは病院に行って検査、これは基本なのですぐに実行してほしい。こういった悩みはなかなか人に言えない/相談できないことも多いかもしれないけれど、本から学ぶことはたくさんあったので、もし興味のある人はぜひ手にとってみてほしいと思う。

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