下記の SQL は Salesforce Marketing Cloud において「あるデータエクステンションのあるフィールドの中に重複レコードがあるか、ないか」を確認したい場合に使えます。

-- 実行した時にその重複を削除せずにすべて表示したい場合

SELECT a.[ふ] 
FROM [で] a
WHERE (SELECT COUNT(*) FROM [で] b 
WHERE a.[ふ] = b.[ふ]) >= 2


-- 実行した時にその重複を削除した上で表示したい場合

SELECT DISTINCT a.[ふ] 
FROM [で] a
WHERE (SELECT COUNT(*) FROM [で] b 
WHERE a.[ふ] = b.[ふ]) >= 2

ふ ・・・ フィールド名
で ・・・ データエクステンション名

このような場合、皆さん Query Studio を使っているかと思いますが、Query Studio においても、お馴染みのショートカットキー：コントロール ＋「H」の「置換」は使えますので、この場合も「ふ」と「で」をそれぞれ「フィールド名」と「データエクステンション名」に一括置換してください。少し不格好な SQL となっていますが意外と使えます。

ちなみに、上図に「Open」ボタンや「Save」ボタンがありますが、これはどんな機能かと言いますと「Open」ボタンをクリックすると Automatation Studio 内の SQL クエリアクティビティ名を使って、クエリを呼び出すことができます。その後、呼び出したクエリを更新して「Save」ボタンで上書き保存をしたり、データエクステンションの更新方法の変更が可能です。但し、日本語に対応していない部分もあるので使い勝手が良いとは言えません。極力、本番データを扱う際は Automation Studio を使用しましょう。

今回は以上です。

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