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水と空気と太陽で生きたい。

家計簿をつけていてつくづく感じるのは、私が植物のように水と空気と太陽だけで生きていければなーということ。

食費はもちろん、日用品と分類している生活するのに必要不可欠な物はお金がかかる。
基本的に平日は会社と家の往復だけで、帰ってきたらお風呂に入って洗濯機を回して、ご飯を作ってたべて、洗濯物を干して、洗い物をして、軽く掃除をして、歯を磨いて、趣味の時間を過ごして寝る。
この繰り返し。
それでも毎日何かしら消費している。
シャンプー、トリートメント、ボディソープ、洗剤、柔軟剤、食品、水食器洗剤、掃除用ワイパー、歯磨き粉…

まとめ買いした重い荷物をせっせと部屋に運んでいる時には、こんなにたくさん買っても消費してなくなっちゃうんだよなーという、普通に考えたら「当り前」といえることにモヤモヤする。

毎日家計簿をにらめっこしても、通帳を見直しても、計算してみても、お金は増えない。
自分の働きに対する対価が妥当だと理解しつつも、もう少しあればなと思ってしまう。

最近は「外食費」の削減に努めている。
スーパーで購入した自炊用の食品以外はすべて「外食費」項目にいれることで、何となく買ったものがどんなにもったいない買い物か理解するようにしている。
先日「たまにはいいか!」といつものお弁当を持って行かず、職場近くのコンビニで好きなものを食べた。パスタとカフェラテを購入して¥700。
以前はよく立ち寄っていたコンビニでの買い物のはずなのに、家計簿に記載して数字でみたとたんに、無駄なものに思えてきた。
ものすごく美味しかったかと聞かれるといたって普通で。¥700の対価の満足度は大してない。
しいていえば朝のお弁当の準備時間の削減と温かいものが食べられたということくらい。
やっぱお弁当持っていくほうがいいな。と実感するのだが、この「たまにはいいか!」というコンビニ気分は月1回やってくるので、毎月「外食費」をみて後悔する羽目になっている。

以前と比べるとお菓子類も食べなくなったし、食事量も減った(以前が食べすぎで、今がやっと一般的)おかげで、徐々に体重が減っている。
体重計の数字をモチベーションに、私は今日もエンゲル係数を下げる努力を続けようと思う。

でも観葉植物のお世話の度に「私も水と空気と太陽だけで生きられれば…」とつぶやいてしまうのは、しばらく続きそう。


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