星降る夜に出掛けよう 6/13夜感想。

星降る夜に出掛けよう
南座 23/6/13夜公演
2階上手桟敷席上
初見感想です。
まだ整理できてないし間違っているところも多いけれどひとまず残しておこう。
一部敬称略

星の王子さま

髙木(青年)×髙地(王子)
登場序盤で王子「ほら、星が見えるよ!そっちじゃなくて黄色いの!」みたいなやりとりのところ、あまりに魅力的な伝え方で上を見ちゃったよ。
王子だなぁと感じたのが、歩き方、話し方、目線、すべてが”生”を感じなというか、何を考えているか分からない。
青年はイキイキと王子に話しかけるけれど、王子は反応はする、興味も持つ、でもどこか冷たい。孤独であること以外に選択肢がないから、青年の言っていることに共感がない。
その姿はとても愛らしくて、守りたい、変わらないでいてほしい存在。
わかるよ青年。青年髙木くんが反応が豊かだから余計に対比が。
ふとしたタイミングで王子はいなくなる。
そのいなくなることを表現する、マントを使った体育座り。本当にちょこんと座ってて小さくて”王子”だった。
もしくは近くにいることを表現するもそもそとした動き。
風を受ける青年と王子はとてもかわいくて、マントがひらっひらしてずっと見ていたい。髙木くん髙地くんの体格差もあってよかった。
髙地くん歩き方やたたずまいが見たことない!内またになったり、体重がどちらかに乗ることがなく、ぴん、とした感じ。体育座りもつま先が上がっていたり、ぴんとしていたり、普段の姿勢との差に努力したんだなぁ、、、と嬉しくなっちゃった。おしりの角度とかもとっても素敵だった!あぁこれが玉三郎さんのご指導。
後半、帰る準備をする王子は少しづつ抑揚のある話し方に。
マントをつけなおすとき、首元見るけどうまくつけられなくて、くちゃくちゃしててとても良かった。ベルクロとかにしたらどう?

「カナリア」

髙木(青年)&髙地(王子)歌唱。
羽を使ったダンスと歌。羽の使い方が髙木くんレイ。影まできれいに羽。髙地くんはコミカルな動き。

「あなたがどこかで」

髙地(王子)ソロ歌唱。
とーーーーっても良かった素敵だった。”あなた”って何度も出てくるんだけど、とても丁寧で、子音をすごく大事にしているのかな、音が聞き取りやすい。余計にあなたの”あ”、とかなりたいの”い”が印象的に聞こえてくる感じ。まだまだ進化していきそうだし、とてもとても楽しみ。ジェシーはもちろん、メンバーにも聞いてもらいたいなーと思ってた。

唯一星の王子さまで残念だったのが、2階桟敷席上中央あたりからは井戸の水?をみつけたところがまったく見えなくて、そこの部分の切ない雰囲気とかが分からなかった。多分?背中がぱっくり空いた衣装がよく見えるのもあの場面だったのかな、と思うしちょっと残念だったなー。
背中ぱっくりもそうだけど足の付け根のへんな付いてるのとかもとにかくちょっと変でユーモラスな衣装でよかった。

喜びの孤独な衝動

髙木(ウォルター)×優馬(ジム)
ここは少し冷静。
優馬くんがまじですごい、間とか目線とか!あんなにかっこいいのにコミカルな間作れるのすごい。
髙木くんとの会話劇、面白ポイントもあるし、多分アドリブもあるんだろう、見ていて単純に面白かった!
髙木くん「雨」めっっちゃくちゃうまかった、すごかった。。。鈴をかついだアンサンブルさんたちも素敵だったな。

星降る夜に出掛けよう

優馬(青年)×髙地(男)
こちらは影のある、治安の悪い雰囲気の。
アンサンブルキャストとの動きがとても面白く、ぼそぼそしゃべる姿はとても魅力的。この劇も優馬くんが動なら髙地君は静というか、中世的、華やかな青年優馬に対しての暗くて男らしさ全開の男がとても良い。椅子のところとても面白かったし、天丼になってて場面が違うのもよかった!猪狩さんか古川さんかな?消去法からくる勘だけど!
経緯は忘れたけど”シャンペーン””ポン””カンパーイ”をするあたりから、舞台だけでなく南座全体に幸せ、楽しい雰囲気があふれ出してきた。知っている人、知らない人が混じっているわくわく感。
”さぁ、星降る夜に、でかけよう”
???ま、いーか楽しいから!

Mack the Knife

髙木ソロ歌唱
色気!!!!!!ディナショーだった。声ものびやかできれいで色気あって素敵な歌い方だなぁ髪型は星の王子さまくらい顔見えていたほうが好きだけど長めの髪が揺れるのはほんと素敵だった・・・

the Stranger

優馬くんソロ
華&華&センター!!!!アンサンブルダンサーを従えて踊る姿、下手上手に移動して踊る姿は絵になる。指先までピン!となっていて美しいなぁ。ソロコン見てる気分でした。

星降る夜に

髙木→髙地→3人
途中から星とか、空とかの単語が入ってきて、あ、この曲が!ってわかった。ステージに回転台があってそれを使った演出。3人が動いてさらに舞台が華やかになる感じ。曲おわりでジャケットを変える。前半で優馬君登場したあたりで髙木くんが髙地くんに声かけて笑いあってたような気がする。

The saga of jenny

髙地ソロ歌唱
ジェニー。。。ジェニー。。。
幸せ、明るい笑顔広がる空間。
決めポーズ、コミカルなポーズ、かっこいいポーズたくさんあって。
優馬くん髙木くんはアンサンブルを従えてる雰囲気だけど、髙地くんはどこか一緒にステージを作っているかのような。
細かいステップもやっていたり、とにかく頑張ったんだろうな、まだこれから進化しそうだな、というのを感じる時間でした。
普段の髙地君のダンスを感じる部分もあったりした。
ええ加減、のダンス、なぁ~の指がいい、と殴り書きで書いてあるけどなんのことだか。
なーんだかんだ、好きだ。登場の手から、表情から、青のキラキラお洋服も、すべてすべて最高だった。

情熱

髙木、優馬、髙地歌唱
キラキラ衣装、髙木銀?優馬赤、髙地金
最髙だった、ゴリッゴリの昭和ロックをキラキラした衣装で踊って歌ってするのが最髙だった!!!手拍子がゆっくりなところも、アンサンブルダンサーさんたちが歌うところもすべてちょっと古くてきらびやかで素敵!!!!とにかく髙地くん汗びっしょりでにっこにこ、後ろにさがっても前出てきてもキラッキラ、あぁアイドル・・・!!!!

噛んだかな?みたいなところもあったし、あんなにセリフも歌詞もいっぱいなら悔しいところもあるだろう、でもそんなの分からないくらい、3人とアンサンブルダンサーさん10人で作り上げている舞台は魅力的な舞台でした・・・!

3人のこと髙地くんのこと

言葉が難しいけれど
昨年の舞台を見た私は髙地くんがとても頼もしかった、昨年とは違う頑張りの成果を見せてもらえている気がする。
そのうえで、髙木くん、優馬くん、すごかった。舞台に関する要素(歌とか踊りとか演技とか間合いとか、いろんな)その近くで一緒に演じられること、玉三郎さんに見てもらえていること、すごくすごく良い機会だと思う。
勝手な想像だけれど、
髙地くんが稽古で焦る日々、お兄さん二人からそこまで稽古に対する焦りを感じなかったこと。性格的な部分、ファンに見せる部分の違いはあると思うけど、稽古をすればするほど自信よりも焦ることは多かったんだろうなと。二人芝居が多い舞台、焦るだろうなと。
※どちらがいいではなく、昨年の舞台は若者組で一緒に作り上げていく、引き上げてもらっている感覚もあったのかな、と。舞台上でしか分からんけど。
そんなこともまるっとふくめて期待してる、応援している。

個人的には歌唱シーンは単純に魅力的、面白くて、かっこよくてSixTONESの髙地優吾としてもSixTONESではない髙地優吾としても面白いので、5人にどう見えるか、気になるな。

パンフレットのこと

だ~~~~~~れからも見せてもらえなかった稽古風景(怨念)が見られた!!!何が驚いたって(立場の差はあれど)玉三郎さんが一番カチッとした服きてて、いちばん温和な表情していて、あぁ、これが国宝・・・いい機会与えてもらったなぁ。。。と。

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