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M1のアナザーストーリーが良すぎて死んだ話

今年のM1のアナザーストーリーを見て欲しい

本当にドラマチックな内容で、全シーン捨てなしの超良作でした。
今年のM1で優勝した令和ロマンと、実質準優勝のヤーレンズにフォーカスした内容なのですが…
この2組の関係値、M1当日までの準備、M1当日に起こった奇跡等、それら全てが涙なしには見られない内容となっております。

簡単に両コンビの説明をすると…

令和ロマン
大学時代からプロの現場でも活躍するお笑いエリート。
共に慶應大学出身。
作り込まれた世界観は唯一無二な若手筆頭コンビ。

ヤーレンズ
コンビ共に30代後半で、何度も解散を繰り返した2人が"これで最後だ"と組んだコンビ。
月に40本のステージをこなしチャンスを狙う超苦労人。
出演費無料でも場数が踏めれば出るというスタンスでステージに出ているようです。

語りたいことは沢山あるのですが、2022年のM1準決勝で敗退してからのこの2組の取り組みに感銘を受けたのでそこを語りたいと思います。

2022年、共にM1準決勝に進んだ両コンビ。
が、あと一歩及ばず準決勝敗退となりました。
その後、M1当日の敗者復活にも参加しましたが共に敗退。
また1年後のM1を目指すという形になりました。
ここで彼らが取った行動が…
毎月3本新作の漫才を作ってツーマンで自主開催のLIVEを行う
というものでした。
これ半端ない事ですよね?
フリースタイルバスケで考えて、毎月3本新作のショーを作って自主開催でイベントを開くってちょっとイカれてます。
これを2023年の1月〜11月まで毎月続けたそうです。
全てはM1の為に。
お互いの全力をぶつけて死ぬほど努力して駆け抜けた11ヶ月だっと思います。
その結果、両コンビ共に決勝進出、からのファイナルまで駒を進めます。
最後までどちらが勝つか分からなかったジャッジメントタイム。
結果、令和ロマン4票、ヤーレンズ3票という激戦を制し令和ロマンが優勝しました。

誰よりも準備していたであろう人達が決勝で戦う。
こんな漫画のような展開が実際に起こるなんて世の中素敵じゃないですか。

勝つ為に最後まで足掻いて努力した人達には本当に奇跡が起こるんだなと思いました。

練習は裏切らないし場数は裏切らないし努力は裏切らない。
僕はこの泥臭い考え方が好きです。
そして一見センスの塊のようなこの2組の裏に、こんな泥臭いストーリがあったと知って熱くなれました。

もっと語りたい事は色々あるんです…
(さや香の2本目とか、ヤーレンズを陰で支えるトム・ブラウンの存在とか…)
長くなってしまうのでこの辺で終わりにします…
とにかくこの2組のファンになりましたし今後もずっと応援していきたいなと思いました。

今ならTverで1/20(土)まで視聴可能なようです。
https://tver.jp/episodes/epg1yrc7bf

是非ともチェックして熱い気持ちになってください!

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