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企業がノーコードプラットフォームに転換している5つの理由

こんにちは、Nocode Gymの Gorilla(ゴリラ)です。

最近ノーコード(Nocode)の話題を様々なところで目にする機会が増え、
企業もノーコードのプラットフォーム開発に力を入れています。

今日、多くの企業に求められているものはスピード要求への柔軟な対応であり、それが従来のアプリ開発のネックになっている部分でもあります。

またスピードの他にコストも大きな要因の1つであり、
アプリ開発の資金調達に失敗している企業も少なくありません。
これらがプロジェクトの遅延を引き起こし、ビジネスに直接影響を
与えています。

しかしありがたいことに、最近では多くのノーコードツールの出現によって個人だけでなく、企業も多くの恩恵を受けることができるようになってきました。

そこで今回は、企業におけるノーコードプラットフォームに転換する
メリットについて焦点を当てたいと思います。

そもそもノーコード開発って何?

市場投入までの期間の短さ、手頃な価格でのソリューション、低リスクへの需要、の高まりにより、今日ノーコードアプリ開発がメディアでも取り上げられるようになりました。

日本経済新聞 :「ノーコード」、知識なくてもソフト開発

ノーコードは、コーディングができない技術者でない人でも、アプリ構築をすることが可能になる革新的なソリューションです。

そして、ノーコードプラットフォームで開発されたアプリは、柔軟性があるだけでなく、迅速に開発でき、共同作業も可能です。

それにより、今までのように開発の責任をIT部門だけに負わせるのではなく、経営企画部など、多くの他部署を巻き込み組織全体がチームとして働くことを可能にしています。

さらに、誰もが一行もコードを書かなくてもエンタープライズ用途で使用できるアプリを構築できる先進的なノーコード・プラットフォームも今では、存在します。

多くの人はノーコードアプリ開発は、Webサイト構築だけなど、基本的なものしか開発できないと思っていますが、実際はそうではありません。

企業がノーコードプラットフォームに転換している5つの理由

ここからが本題ですが、
では企業がノーコード開発を受け入れる理由は何なのでしょうか?
理由は複数ありますが、本記事では5つ紹介したいと思います。

1. 社内のリソースを有効活用

ノーコードアプリ開発の優れている点は、アプリ開発に技術的なスキルを必要としないことです。
そのため、専任のIT専門家を持たない企業は、タスクを外注したり、開発を行うために多額の開発料を支払わなければなりません。
しかしノーコードにより、どの部署の人でも開発者になることができます。

これにより社内の生産性の向上、士気の向上、そして多くのイノベーションに繋がっています。

2. 変更の容易性

今までだと開発後にアプリのちょっとした変更をしたい場合でも、
コードを変更しなければならず、開発者が行わなければなりませんでした。
つまり、開発者以外誰も行うことができませんでした。

そしてそのプロセスに、非常に多くの労力を費やしていたかと思います。

ノーコードには変更に時間も技術的な専門知識も必要ありません。

3. コストの削減

これが企業がノーコードアプリ開発に目を向ける大きな理由の一つです。

ノーコードプラットフォームは、使いやすく、直感的であるため、
習得するのに、多くの時間や専用のリソースを必要としません。

そのため、開発者は開発プロセスを簡単に前任者から引き継ぐことができ、ソフトウェアのインフラコストを50%以上削減することができると言われています。

4. 開発のスピード

これは冒頭でも述べましたが、ノーコードプラットフォームによって、
数日程度でアプリを開発することが可能です。
(複雑なアプリは数週間かかるかもしれませんが)

従来の開発期間に比べ、驚くほど短くできてしまいます。

5. 低リスク、高リターン

ノーコードプラットフォームは、開発者のスキルギャップを埋めるので、
失敗のリスクが少なくなります。

これは逆に言うと、開発者のスキル不足を補うことにより、
開発の成功率の向上と捉えることができます。

さらに、社内の従来の開発者はアプリ開発に時間を費やす
必要がなくなります。
ビジネスが直面している、より差し迫った問題にエネルギーとスキルを集中させることができます。

市場でのノーコードプラットフォーム開発の
トッププレイヤーはどこなのか?

最近ではノーコードのプラットフォーム開発世界に、
多くの企業が参入しています。

以下は、個人的にノーコードプラットフォーム開発に力を入れていると
思っている企業です。

・ Microsoft Power Apps (Microsoft)
・App Sheet (Google)
・Salesforce Lightning  (Salesforce)
・Kintone(サイボウズ)
・Nintex Promapp(Nintex)
・Betty Blocks(Betty Blocks)
・Quixy(
Quixy
・Zoho Creator (Zoho)

上記のように多くの有名企業がノーコードのプラットフォーム開発に力を入れており、今後、企業のソフトウェア開発者のあり方が変わるのも
そう遠い未来ではないのかもしれません。


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