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何から始めたらいいの?用途別NoCode

数多くのツールが存在しているNoCodeの世界

数があり過ぎて何から始めようかわからないという人もいるかと思います

今回は、多くのNoCodeツールの中から用途別に私のおすすめツールをピックアップしてご紹介していきます
ではいきましょ〜〜

Webサイト制作

WordPress

言わずと知れたHP・ブログ作成の定番のWordPressです

世界中のサイトの38%がWordPressによって構築されていると公式が発表しています
また、webサイト制作を仕事にしている方には聞いたことない人はいないのではないでしょうか?

WordPressは豊富なテンプレートとプラグインが特徴です
自分でコードを書くことなく、サイトやメディアを構築することも可能になります

PHPというプラグラミング言語を理解していれば、自分でテーマを作成することができるというのも嬉しいところです

記事を投稿する必要があるサイトの場合はまず初めに検討するツールだと思います

Wix


1.23秒に1人新しいユーザーが登録しているというCMを聞いたこともあるのではないでしょうか
世界190か国で1億6,000万人以上に選ばれている Web 制作プラットフォーム です

2006年設立の老舗サイト制作ツールのWixには、約500種類の豊富なテンプレートが揃っており、まったくコードを書くことなく制作できます
自分でサイトを制作したことのない初心者がメインのターゲットとしており、圧倒的な使いやすさが特徴です

ブログやECなどの機能もついている、オールインワンのツールです

無料で試すことができるので、一度触ってみてください

webflow

サイト制作の雄、webflowです
サービス開始は2012年とWixに比べるとまだまだ若いです

日本語には対応していませんが、その機能の多さや簡単な触り心地には多くのファンが存在しています

こちらはWixと違い、元々コードをかいていたようなエンジニアやデザイナーがターゲットになっているのが特徴です
プロ向けのNoCodeツールとなっているので、エンジニアやデザイナーは簡単に制作を開始することができますが、初心者には少し難しいでしょう
webflowもすこし難しく思う人が多いとわかっているのか、親切なチュートリアルがついています
こちらを一通りすれば、ほとんど迷うことなく始めることができます

webflowはWixよりも細かい制作が可能で、HTML・CSS・JSの編集をすることもできます
エンジニアやデザイナーには嬉しいですよね

こちらも無料で試すことができるので、一度触ってみてください


STUDIO

日本のNoCodeサイト制作ツールで最も有名なサービスではないでしょうか
サービス開始は2016年です

日本語対応しているwebflowのようなイメージです
しかし、webflowよりも直感的なUIで制作できるので、初心者の方でも触りやすいのが特徴です

最近STUDIO3.0にアップデートしたので、ブログ機能もできました

新しくサイトを作ろうとしているなら一度触ってみるといいかもしれません
(筆者はSTUDIO→webflowの流れでツールを触ったので、webflowにつまづきづらかったのかもです。。。)

こちらも無料で試せます

LP(ランディングサイト)制作

ペライチ

日本製のLP制作サービスです
こちらもテンプレートから好きに選択してサイト制作することができます

ペライチという名前ですが、複数枚ページを作ることもできるので、hPとしても利用できます

Wixやwebflowなどに比べてできることが少ない分、操作が分かりやすく簡単に早く制作できます

こちらも無料で試せます

landen

海外のLP制作サービスです

スタートアップのための制作サービスのように打ち出していますが、どの業種の方でも利用することができます

こちらが面白いのは、対話形式のサイト構築を用意しているところです
上のリンクから入り、Generate siteをクリックするとあなたはどのようなサイトを作りたいのか質問が出てきます
その質問に対して一つ一つ答えていくだけであっという間にサイトができます

基本的にテンプレートですが、要素を組み合わせて制作する形をとっているのが特徴です
料金表・メンバー一覧・商品紹介など、掲載したい要素を選び、それをどんどん縦に追加していきます
サイトを制作してからも、それぞれの要素で見た目を変更させることが可能なので、テンプレ感がないサイトを作り上げることができます

こちらも無料で試せます

ECサイト

Shopify

カナダ発で世界No1のEC制作サービスです

WordPressを触ったことがある人には、WordPressのEC版と言うと分かりやすいかもしれません

Rubyをベースにした、Liquidという言語を使うことで、サイトを好きなように変更することも可能です

近年、メーカーのAmazon離れが進み、多くのメーカーが自社でECサイトを構える流れになっています
その際に最も利用されるのがShopifyです

世界中のエンジニアがプラグイン開発を行っているので、日々Shopifyの力は増してきています

月額費用がかかりますが、無料お試し期間も存在しています

BASE

日本発のECサービスとして、破竹の勢いでその勢力を拡大しているBASEです

Shopifyが大規模な事業者、メーカーに使われることが多いのに対して、BASEは個人事業主や、小規模な事業者などに使われるのが多い印象です

月額料金はかからず、商品が売れた時のみお金がかかるのも特徴です

初めて自分の商品を販売するといった際に、初期費用をできるだけ抑えて始めるならBASEはとてもいい相棒になります

STORES

こちらも日本発のECサイト制作サービス

STORESには無料プランと有料プランがあります
無料プランは手数料のみですが、BASEの手数料合計6.6%に対して、STORESの手数料は5%となっており、BASEよりもコストを抑えることができます

また、有料プランは月額料金1980円で手数料が3.6%です
月々の売り上げが15万円以上のショップの場合、フリープランよりもコストを抑えることができます

売り上げが多くなればなるほど、BASEよりもSTORESの方がお得になります

モバイルアプリ

Adalo

Adaloはデザイナーにとても親切なノーコードツールです

XDやFigmaなどのデザインツールを触ったことのある人なら、とても簡単に取り組めると思います
その操作自体も簡単で、直感的に機能を追加することもできます

iosとandroidの両方にアプリを公開することができるのも嬉しいところです

できることが多くなればなるほど、ノーコードツールは学習コストがかかりますが、Adaloはできることの多さと学習の簡易さから初めに触るのにとても適したノーコードツールだと思われます


Thunkable

thunkableはScratchライクなエディタ があることが特徴です

画面を設定したら、ブロックを配置して命令を与えます

スクロールができないという欠点がありますが、簡単なツールやゲームであれば制作が可能です

毎年、Thunkableで作成されたアプリのアワードを記事で公開しているので、そちらをみてみても面白いかと思います

Appsheet

Googleが買収したことで話題になりました

こちらはGoogleスプレッドシートをデータベースとしてアプリを開発することのできるサービスです

エクセルやGoogleスプレッドシートを利用することに慣れている人は誰でも簡単にアプリを作ることができます

しかし、ThunkableやAdaloに比べるとできることの幅は狭くなるので、今後のアップデートに期待です

Gliide

Glideも上のAppsheetと同じようにgoogleスプレッドシートを用いてアプリを作ることができます

かなり豊富なテンプレートが用意されているので、触りながらどんな機能が作れるのかを確認することができます

NoCodeってなんだろう?といった方の入門として、かなり機能すると思います

こちらもAppsheet同様、Adaloやthunkableに比べるとできることの幅が狭くなるので、今後に期待です

Webサービス

bubble

NoCodeといったらこのサービスというくらい有名なサービスで、NoCodeブームの火付け役となった存在です

これを使ってなにができるのか、と言う問いに対してはなんでもできると答えることができるくらいなんでもできます
なにができるのだろうと気になった人は、こちらのshowcaseを覗いてみてください

なんでもできるのであれば、これさえやってればいいと思うかもしれません
しかし、bubbleは難しいです

NoCodeサービスは制作自由度と制作難易度は比例する傾向にあると思われます

モバイルアプリで挙げたツールと比較すると、制作自由度と制作難易度共に
bubble > Adalo > thunkable > Appsheet = glide
このようになります

bubbleの唯一の欠点は学習コストが高いと言う点です

しかし、今はyoutubeにもbubbleのチュートリアルを公開している方もいますので、比較的簡単に取り組むことができると思います

最後に

今回は用途別のNoCodeツールを多数取り上げました

それぞれ利点があるので、自分の今の環境に照らし合わせて、なにから始めたらいいかを決定するための指針になれば幸いです

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