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体脂肪に狙いを絞ってダイエットするには?(減らす編)

前回「体脂肪を増やさない」について書きましたが、今回は
「ついてしまった体脂肪を減らすには」について書こうと思います。

体脂肪(中性脂肪)を減らしたいなら、ダラダラ動き続ける

のが効果的です。

人間は生命活動に必要なエネルギーを「糖質」「たんぱく質」「脂質」
の3つから作り出す構造になっており、特殊な条件下を除き
「糖質(ブドウ糖)」「脂質(脂肪酸)」のいずれかを使って
生命維持や筋肉運動を行なっています。

「糖質」はガソリンのようなもので、瞬間的に大きなエネルギーを
生み出すことに向いていますが、体内に貯蔵できる量に限りがあるので
長続きしません。
「脂質」は炭のようなもので、爆発的なエネルギーを発生することは
出来ませんが、持続的にエネルギーを発生させることに向いており、
ほぼ無限に体内に貯蔵できることから「本来は便利で貴重なエネルギー源」
であると言えます。

炭のような特性のある「脂質(脂肪酸)」を代謝して消費するには
大きな力を必要とする運動ではなく、キツさをほとんど感じない程度の
運動を持続的に行う必要があります。従って、体脂肪を減らすには2通り
のアプローチが出来ると言えます。

1、筋肉量を増やしてキツさ感じるレベルを引き上げ、脂質代謝で活動
  出来る範囲を広げる=普段の生活がほぼ脂質代謝で活動出来るので
  消費量が大幅に増えて体脂肪が減っていく

2、必要最低限の糖質摂取にコントロールしつつ、脂質代謝効率が最も高い
  心拍ゾーン(zone1-2)の運動を継続的に行なって、地道に体脂肪を消費
  していく

どちらのアプローチもキツさを感じないレベルの運動をしている間に
消費される脂質代謝の特性にフォーカスしています。頑張って痩せよう!と
息巻いた運動では「糖質」ばかりが使われ、お腹が空くばかりで体脂肪は

殆ど消費されません。ダラダラ動きましょう。

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