惚気

※タイトル通りです。興味のある方だけお読みくださいませ。
どうしても書きたかったんです。お許しを。



彼氏ができた。
幸せすぎて惚気たい気持ちでいっぱいなので、めいっぱい惚気たい。

どこから書こうかな。悩むな。
思ったままに書こう。
ちなみに、noteでずっと書いていた会社の人ではないです。




今私は転職しようとしている。
それは日々の業務の忙しさや、職場でモヤモヤすることに対する耐性が減ってきてしまい、心身が疲弊してどうにもならない生活が続いていたからだ。
自分の時間がないが故に、どうしても自分の時間が欲しくて寝ない日も多々あった。それでも仕事ができてしまっていたのが、非常によくなかった。
人間って寝ないとですね、メンタルの悪循環しか起こらなくなるのです。
疲れ切って家のこともできなくて、それでも仕事のためにちゃんとご飯を食べないといけなくて。夜ご飯を買いに行く道すがら、「早く人生終わらないかなー」としか思えなくなっていた。
切羽詰まりすぎて一人で泣いて、でも誰に助けを求めれば分からなくてさ。
それでもどうにかするしかないことも分かっているので、とにかく今は休まないといけないなって。自分を守らないといけないなって思って。
今年の1月末から休職に入った次第です。

それからやっと、私は自分の時間を過ごすことができている。
やりたいゲームをやって、読みたい漫画を読んで、寝たいだけ寝て。
最初は仕事のことが頭から離れなかった。身の回りのことをする時に、何故か頭の中で「仕事しないとなー」って言ってた。少しずつそんなことも減り、平穏に過ごせている今がとてもありがたく感じる。
会社の好きだった人のことについて悩んだりもしたけれど、自然と考える時間も減っていった。そんなもんかと思った。

んでんで。
2月中旬、私は以前からお茶する約束をしていた人と会うこととなった。
二年くらい前から交流があって、お互いの恋愛について話すこともあったりした。似たような境遇だったので、話を聞いては共感してた。んで、去年の秋くらいには「お茶しましょー」と話していた。
が、私が仕事で疲弊しすぎていて、2回か3回くらい予定を断ってしまっていた。私から誘ったくせに本当に申し訳ないなと思っていた。
やっと時間もできたし、私もリフレッシュしたいし、改めてお茶しましょと連絡をした。

当日。
久しぶりに仕事以外の用件で外出して、とても気持ちが晴れやかだったのを覚えている。

初めて会ったその人は、私の想像していたイメージとは少し違っていた。
思っていたよりも真面目そうと思った。

人見知りしない私でもちょっと緊張しながら、一緒にカフェへ向かった。

スイーツやクリームソーダを頼んで、他愛もない会話を楽しんだ。
私にしては珍しく、最初は目を見るのがちょっと恥ずかしかった。なんででしょうね。

以前から話を聞いていた会社の好きな人とはどうなったか尋ねると、「進展がなく終わった」と話していた。
努力していたことを知っていたから、とにかくこの時間は楽しく過ごしてもらおうと思った。

私がトイレに行くために席を外し戻ってくると、その人はプレゼントを用意してくれていた。全く予期していなかったものだから、素直にビックリした。しかも私何も用意してないの。慌てちゃいましたわ。
「大した意味はないですよ」と言いながら、シャワーオイルとハンドクリームを渡してくれた。
「店員さんが色んな匂い嗅がせてくるんです」とも言っていて、わざわざお店行ってくれたんだなぁって思って。

なんかね、めちゃくちゃ嬉しかったんです。すごく。
最近の私の感覚では、仕事で誰かの力になることはあっても、誰かから力を与えてもらえることはないなぁって思ってて。さすがにメンタルが尽きるからどうにかしないとなって悩んでいて。

そんな中のプレゼントだったので、とにかく嬉しかった。本当にありがとう。

一緒に街を散策して、それも楽しくて。
二軒目では一緒にハイボールを飲んだ。
ただ、この時点で私が思っていたことを正直に書くと。

「この人は会社に好きな人がいるし、私は寂しさを紛らわすのにちょうどいいんだろうな」って考えていた。ごめん。

そもそも私という人間が、そういう役割に回ることが多かったのがいけない。
彼女とか他に大切な人がいるような人にとっては、私は楽に話せるし否定しないし、都合がよかったのだろう。

でもそんな生き方はもう辞めなきゃなと思っていた。いい年齢ですし。
それでも、今このハイボールを飲んでいる時間くらいは楽しみたいと思った。

楽しくて、離れるのが惜しくなって。
そのまま一緒に過ごすことにした。
その人はどんどん私の懐へ入ってきた。それが可愛くもあり、悩ましくもあり。
その時も私の頭の中では、その人の好きな人のことを考えていた。
「まだ未練あるかもしれないし、本当にいいのかな」って。

なんだけども、自分自身の鎧が剥がれていくことも感じていて。
仕事とかで誰かと一緒にいる時の私ではなく、少しずつ素の私が出てきて。
それがとても心地よくて、私はまた悪い大人になることを選んだ。

その日初めて会ったその人は、私に「優しすぎる」と言った。
その通りかもなぁと思った。

私からしたら、その人も優しすぎる人だ。そして少しズルい。
甘えてきながら甘やかそうとする。ズルい。

その人は私に「壊れそう」だと言った。
最初はちょっと意味が分からなかったけど、何度か言われてから、私自身が壊れそうってことかって思った。合ってる?

ここしばらく、実際に壊れそうな日が続いていた。それでも本当に壊れたら生きていけないからさ、自分を騙し騙しどうにかやってきて。早く人生終われと願う日もあって。
そんな自分を見透かされた気がして、「この人の前でだったら壊れてもいいのかな」と思ってしまった。

でもね、私自身もずっと会社に好きな人がいたのよ。その時点ではどうでもよくなっていたとはいえ、「あまりにも都合よすぎるしズルくないですか?自分」と考えていた。
色んな気持ちとか感情に整理がつかず、少しだけ泣いた。

朝になり、一緒にモーニングを食べた。
パンとコーヒーがとても美味しかった。
久しぶりに誰かと一緒に朝食を食べた。とても穏やかで平和で、温かい時間が流れていることを肌身で感じていた。

家に帰ることになり、駅まで一緒に歩く。その時には手を繋いでいた。

駅に着くと、目の前を歩いていた人が落とし物をした。
私がそれに気づいた時にはすでに手を離されていて、その人が拾って走って渡しに行っていた。
その瞬間の光景がやけに印象的で、眩しく感じたのを覚えている。
この時にやっと、「私はこの人が好きなんだな」って認められた。

家に帰り、お昼寝してから色々考えた。
この時点では私はまだ、「好きになるのはいいけどその人は会社に好きな人いるんだし、私もずっと会社に好きな人いるって言ってたし、どうするんだよ!!!!!」ってウジウジしていた。
ちなみに悩みすぎて一晩中泣いてた。YouTubeの占い動画見てメンタル落ち着けてた。何もない振りしたけどね。

それでもLINEや電話で連絡取り合って、それがすごく楽しくて嬉しくて。
愛おしさがどんどん増して、その人も私が好きでいてくれることを知って、更に愛おしくなって。
そしてまた会って、お付き合いできることになりました。

幸せすぎて脳内麻薬がやばいです。ドバドバです。

愛おしすぎてつい「かわいい」と言ってしまう。実際にかわいい。
四歳下っていう年齢差もあるけど、私にとっては好きになる人はかわいく思えてしまうのだ。
恋愛感情がなくても誰かを「カッコいい」と思うことはあるけど、恋愛感情がある人にしか「かわいい」と思えない気がする。

私を笑わせてくれる。甘やかそうとしてくれる。たまに意地っ張りなとこもある。でも素直で甘えん坊で。
「ありがとう」と「ごめん」をすぐに言ってくれて。何かと力になろうとしてくれて。

そんなあなたに私もつい甘えてしまうよ。まだドキドキしてしまって、ソワソワしちゃうけど。

一回くっついたら離れたくなくなってしまう。体温が心地いい。
好きすぎてなんか一人で泣く時もある。なんなんこれ。

ずっと一緒にいたいなって思う。
でもお互いの生活もあるからね。あなたの生活も健康も大切にしたいのよ。
私が過去にどちゃくそ束縛されていたことがあってさ、それが辛すぎたから、あなた自身の時間も大切にしてほしいなって思うよ。

これから少しずつ、お互いにとって心地いいペースというものを知っていきたい。
二人とも幸せって感じられる関係性でいたい。大切にしたい。

一緒にいてくれてありがとう。
幸せです。

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