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どうしても出来ない…山本裕典は成長してなかった【山本裕典、ホストになる。激動の大阪編 #1】

かつては人気俳優。だけど今はちょっと落ちぶれ気味の山本裕典が、歌舞伎町のホストクラブで頂点を目指す「山本裕典、ホストになる。」。

シーズン1のあらすじと感想はこちら↓

歌舞伎町でホストのいろはを教えてくれた教育担当の心湊一希(みなといつき)、通称・軍神(ぐんしん)が、大阪へ転身することが決まり、恩師の後を追うことを決めた山本裕典が、再びホストの道を歩くことになる「山本裕典ホストになる。大阪編」(シーズン2)がついに公開。

大阪でも軍神のキャラは健在

歌舞伎町のホスト修行から数ヶ月。夜の世界へ舞い戻った山本裕典を出迎える軍神。その姿は仁王立ち、顔は仏頂面。相変わらずキャラが濃い。
現在、「club G.O.」のプロデューサーとして若手ホストの育成をしているとのこと。

大阪に来て早々に「club G.O.」の新人ホストとして入店するになった山本裕典は恩師に会えて意気揚々だ。

ちなみに売り上げシステムは歌舞伎町も大阪も変わらず。

初回接客(9分)

気に入られれば送り指名

売り上げにつながる「飲み直し」「追加注文」を狙う

歌舞伎町と大阪のホストの違いが出てくる

ホストの世界では女性客のことを、敬意を込めて「姫」と呼ぶ。
山本裕典の初めての姫は有村架純似の女の子。顔はしとやかだけど、喋りは芸人顔負け。

ホスト山本裕典は頑張って喋るものの、姫が会話で回し、初回接客は手応えなしで終わってしまう。その様子をガン見する軍神。
接客後、すぐに軍神から呼び出され、「大阪の子は喋るけど、喋りで負けないで。女の子は自分より下の子は指名しないからね」とピシャリ。

大阪の女性はお金にシビアなため、安くて酔える飲み物を注文しがち。だからホストはお酒に強くないといけない。ここで東京と大阪の違いが出てくる。大阪のホストは喋れて、飲めないと生き残れない。

「とにかく飲む」が求められる大阪ホスト界。ここで山本裕典はカモにされる。他ホストのヘルプとして入ったら、代わりにお酒を飲まされ、酔いどれ状態。鼻をブヒブヒさせ、カメラに醜態を晒す。かつての人気者の姿はどこへやら。

軍神の言葉が響く。数年後はビジネス本を出版しているはず

ほぼ泥酔状態の山本裕典は、接客しても機能せず。軍神からは「裕典くんはキャバクラに来ていると勘違いしていないか。女の子に何かをもらおうとしている。(本当は)与えるべき」と釘を刺される。

この言葉は視聴者にも響く。受け取ろうとするのでなく与えることで、成し遂げられるのだと気付かされる。軍神はいつかビジネス本を出版するのではと未来予想図を描いてしまう。出版社の編集者さん、軍神のXに早くDMを送ってくれぃ。

大阪でもオラオラできない。成長してない姿を見せる

今夜は打率が悪い山本裕典(いや、いつも悪いか。。。)。
やっと送り指名を受けたものの、追加注文を受けられず、売上を作れない。
一緒に接客したホストからは「裕典さんが押したら(追加注文は)もらえたのに・・・」と魚を逃した事実を知らされる。あとひと押しできないのが山本裕典。

最終的にはシャンパンコールをもらった人気ホスト七瀬ひなたから、
「歌舞伎で売れへんかったから大阪で売れると思ったんですかね。東京に送り返します!」と槍玉に上げられる。

この言葉に怒り心頭。タバコを吸って、怒りを沈めようとするが、ニコチンでもイライラは解消できない。

それもこれも売上を上げてないからの結果。歌舞伎町でもここぞの場面で強気になれなかった山本裕典は、大阪ミナミでも行くべきタイミングでひと押しできない。三つ子の魂百まで。果たして山本裕典は大阪の地でオラオラ系に開花できるのか!?

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