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「貴重」

これは2022年2月19日に書いた記事。
当時の私は
仕事で渋谷のホテルに長期間、宿泊していた。

その頃の朝活記録*


話題の場所や行ってみたいお店って
誘われると嬉しくて

事前に予定を立てるのも
当日に急きょ誘われるのも全然ウェルカム。

自分の知らない世界を見られて楽しいと思う。

なのに、自分から誰かを誘うのは
なんだか申し訳ないと思ってしまう。

前日の夜とか当日の朝に
行ってみよ。と思うことが多くて

誘った相手が興味なかったらどうしよう。とか
付き合ってもらうのは申し訳ないな。とか
何より、
相手の時間をいただくのが申し訳ない。
と考えてしまう。

だから、一人でふらっと行くことがほとんど。
気分で予定を変えて、ふらふらする。

事前に予約が必要なところは
家族を誘ったり、
友だちに誘われたら、行く。

それぞれが行きたいところに
付き合ったり、付き合ってもらったり

ここ行ってきたーっていう
何気ない会話も、どうでもいいことも、
報告しあえる関係って良いなと思う。

嫌われる心配も離れていく不安もなくて
居心地が良い存在。
そういう存在はすごく貴重で、ありがたい。

そんなことを
改めて感じた、朝食時間。

***

どこで知ったかは忘れたけど
いつか、一度は行ってみたい。
と思っていたお店。

「かつお食堂」

お店はビルの地下1階にあって
階段を降りるとカップルが並んでた

どうぞ〜!と通された席は
正面の特等席。

ラッキーポジション

目の前で削っているところを見られる

提供する直前に削ってくれる

かつお定食(ごはんと味噌汁)と
生卵1つ(追加トッピング)

2種類の鰹節を食べてもらいます。
と言われ

まずは、「本枯節」(ほんかれぶし)
※「カビあり」って呼んでた

山盛りの鰹節。

お椀のカツオマークがかわいい
本枯節(カビあり)カチカチ。綺麗

お客さんに触ってもらう用の鰹節が配布されて
鰹節の説明をしてくれる。

カビあり。を食べたあとに、2種類目
カビなし。の、ふわふわした鰹節が
ごはんとお味噌に入れられる。

箸、縦置きでごめんなさい

水分が多めで柔らかい
口の中ですぐ溶ける鰹節。

カビなしは
削る人が少なくなっているから
作る人も減ってきているらしい。貴重。

カビありは
よく乾燥させて作られてるから
水分がほぼなく、カチカチ。
(本枯節って呼ばれてるそう)

カビなし。は関西の文化
カビあり。は関東の文化

的なことを話されてた。多分。

もともと
カビなしが関西で流通していて
海を渡って関東に来る途中で
カビが生えた。

そのカビをとるために
乾燥させたものが、カビつき。
それが関東で主流になった。らしい。

だから出汁は関西と関東で違うんです。
って、説明を受け

へぇーと思いながら、もぐもぐ。
(大学で学んだかは覚えてない←)

トッピングの生卵は
黄身がめちゃくちゃ黄色。

NO 加工

「え?!すごい!何この色!」
って隣のカップルが驚いていて

説明のときの感想も

私と全く同じことを
ふたりが話していたから

うんうん。分かる。
と思いながら、終始もぐもぐしてた。笑

行ってみたかったお店。

満足◎
ご馳走さまでした。

食文化の勉強にもなった、話題のごはん。

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