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地声で楽に、個性のある声での歌い方


舞台で歌う時、それまで芝居をしていて急に歌うと声が変わってしまう!!という方にもおすすめだし、楽〜に響きのある声で歌いたい人にも効果的!

普段から作り声で喋ったり、自分の心に鎧を作って本来の自分を押し殺している人は、また別の練習が必要になるけど(これらについてはまた記事にしようと思います)

家族や気の知れた友達に対して喋る時、人はすごく豊かな音色を使って喋ります。低い音から高い音まで、思った以上に素敵で幅のある声なんです。みんなね。

ただ、カラオケで歌ったり、人前で喋ったりするとどうしても自分の内面に過度なお化粧をしてしまいます。「いい声で喋りたい!」とか「よく見られたい!」とかね。

まず、ハミングをしてみよう。鼻唄だね。
風呂場とかで気分が楽になって「ふんふふーん♪」って歌ってるイメージ。この時、誰かに聞かせようとかではなく、ただ自分が楽に声を発している状態

喉から声が出ている感じではなく、非常にリラックスしてなんとなく頭に抜けるような軽〜い声になるね

それをロングトーンで伸ばしてみる。リラックスした、透き通った声で伸ばす。

その体のリラックス、声の軽さのまま、閉じていた口を開けてみる。「ん〜〜〜ぁあ〜〜〜♪」

さて、このリラックス状態を一度体で覚えてもろて、次は自己紹介しましょ

自分の名前を「○○○です」って言ってみる。この時意識したいのは、家族や気の知れた友達に言うつもりで。決して歌わないで、ただ、上記のリラックスで声を出して自分の名前を何度も言ってみる。

最初の鼻唄の時は歌うつもりの声だったけど、自己紹介することによってまた声を出す向きが少し変わるんじゃないかな。頭に抜けていただけの声が、段々と前へ出てくるイメージ。

さて、ここまでの体の感じを再現できるようになったら、色んな音の高低でやってみる。
高い音で「○○○です」低い音で「○○○です」

低い音はやりやすいけど、高い音になると途端に体が強張りそうになる、最初にやったリラックスを思い出してなんとか体に落とし込む。

段々と慣れてきたら好きな歌でも歌ってみよう。いつもより独特な、個性のある、響きに溢れた声で歌えると思うよ。

ぜひ、お試しあれ。

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