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刀ミュ 歌合2019 円盤の感想

 最近dアニメストアで歌合解禁になりましたねー!私はもともとアマプラ経由でdアニメストアを使っていたのですが、こちらには来ないことを察し、dアニメストア単体に加入し直しました。うちは最近ファイヤスティックTVを買ったのでいろいろ試聴が捗ります。ちなみに青江単騎のために買ったデバイスでした。

 歌合、はじめはdアニメストアで見ていたんですが、あまりの良さに円盤購入しました!私が問い合わせした時はメーカー在庫なしだったのでちょっと焦って別のサイトで購入。

 感想はにっかり青江中心でネタバレたっぷりになります。この作品以外にも刀ステ、刀ミュに言及しますのでご承知ください。青江単騎のことも含みます。

  そもそも歌合をめっちゃ楽しみにしていたのはですね、青江単騎につながる部分があると聞いたからです。それ以外も本当に良くて、現地で見たかった…まあ、ちょうど体調悪くてその時チケット取ってあったナウシカ歌舞伎もパスしたので、無理でしたが。

感想 その1 根平糖合戦

 もう、爆笑するしかないですね。私はあんまり2.5次元に慣れきってないところがあって巴ちゃんはちょっと苦手だったんです。あまりにも見た目がすごくて。でもこの話で大好きになりました。お茶目。長曽根さんも。もちろん大好きなにっかりにも爆笑。ナチュラルに「やあこんぺいとう」って。あと「食ったり食われたり」。それに「切ったり切られたりだろ!」と突っ込む蜻蛉切さん。みんなの決め台詞覚えてるの?笑 そして安定と堀川のかわいさ。何気に殺陣も見れるしお得な一幕!全景だとにっかりがこんぺいとうにやられるところらしっかり見れますよ!最後の方、にっかりは「こんぺいとう」をぶっさり刺して引き抜く演技しててとてもよかった!CONFEITOのお歌も素晴らしいこと。蜻蛉切の真面目さ✖️歌唱力ゆえの作品ですよねー!歌の途中で青江が自分の足を撫でる振り付けがあってすごいよかったけど、そちらは円盤では全景じゃないと見られません。dアニメストアの方では見られます。やっぱり青江の衣装はこの通常が1番好き!そういえば青江単騎では極めてしまったが今後衣装はどうなる…。極衣装もいいんだけどね、私はあの荒木青江の細身のシルエットが好きなんです。極肩幅がねぇ…せっかくの細身を隠してしまうのよねぇ…

感想 その2  篝火講談~夏虫の戯れ~

にっかりで一幕!しかも講談!

 雨月物語なんて青江にぴったりじゃないですかー!余談ですが、この菊花の約と言う話、小野塚カホリさんがマンガ化しています。はっきりBL(小野塚さんの作品を、BLで括るのは心苦しい)なのでお嫌じゃない人向けですが、すごくよいですよ。Kindleで読めるのでおすすめです。他の雨月物語の作品も収録されています。

 歌も良いですね。うっかりうっかりうっかりうっかり…つい口ずさむ笑 歌いながら人魂をぐるりと見渡す表情が爬虫類的でたまらない。私は荒木さんの声もすごく好きなのでこんなに長いことソロで語りが聞けるなんて幸せ。そしてやっぱり通常衣装最高。菊花輪舞も…こういうソロ見るとみほとせでソロなかったの本当に悔やまれる。たしかにみほとせ組は村正ファミリーがかなり歌ウマだから仕方ないのかもしれないけど…単騎はもちろん良かったけど、またいつか他のメンバーとミュに出てほしい。やっぱり青江単騎は一人芝居のプレッシャーが歌にも出ていた気がするし。菊花のとき、全景映像のアングル2のカメラバージョンでぜひご覧いただきたい。人魂の中で歌ってるところすごく良いです。正座の背筋伸びてるのも見れます。

 菊花歌い終わって、ぱっ、と顔が変わるところ、結局青江がこの話をどう感じていたのかを隠すような表情ですね。今までの語りからにっかりの声に戻る。うっかりうっかり。ここの青江の顔本当美しいので必見です。歌い終わってぽつぽつと語るところ、単騎後だといろいろ考えちゃうなあ。ちょっと早口で聞き取りづらいけど。「惜別の喜びに身を任せる」。この雨月物語の二人は再会を諦められなかったわけで、つまり、青江としてはこの話に同意はしないのか。それで夏虫の歌は恋の歌なんだよなあ。義兄弟の契りと言いながら、恋に身を焦がす歌を持ってくるところが、二人はブロマンス(簡単に言うと、性的な関係にない、男同士の親密な関係)ではないことを明示しているわけですよね。はっきり言わないけどわかるだろ?というセクシー青江。でもその二人の、おそらくは恋ゆえに、再会を望み身を焦がす姿を青江は「惜別の喜び」という言葉からわかるように、受け入れていないわけです。むしろ夏虫と重ねることで、二人はまるで虫のようだ、と蔑むとまでは言わないけど二人の関係を尊重はしないわけですよね。刀ミュの青江はまだ恋を知らないのだな…。セクシーだけど。やばくない?あんなに成熟した色気があるのに恋を知らないとか。まあ、私の妄想ですけどね。

 けちつけるわけではもちろんないですけど、この講談中青江は右手側に刀置いてるけど、そこはちょっと微妙な気もする。鞘から抜刀してない場合は一般的には左手でも持つし、座る時まで左手の方に置くのが多いんじゃ?だって急に襲われても右手側にあると抜刀できないから。刀ミュ自体、そこまで考慮してないから嫌いとかにはならないけど、その辺もっと考えてもいいのになぁという思いもあり。かなり日本の芸能に踏み込んでるから、こういうところなら隙があるとかえって目立つなあという。それかお客さんは敵じゃないからってこと?

最後、短冊に夏虫書くときの右足の角度が美しい。

感想 その3  Nameless Fighter

 さっきにっかり談義したばっかりじゃん!少し休憩して!笑

 これもしかしてニュー大倶利伽羅とは初めてでしょうか。みほとせでこの組み合わせ見た時、まだ二幕目に慣れていないこともあってなんでこの組み合わせ?とも思ったけど、対照的な性格だからダンスも違いが見えていいですよね。

 前走中に階段登ってステージ上部へ。踊り始めの両手の伸びがよい。あと♪サータンのところで上を見上げる表情カッコいい。

 青江は全体的に足の運びがかわいい。結構きちんと揃えながら踊ってる。大倶利伽羅はダイナミック。サビの♪ながーしたらーの横飛び笑の振りが二人で幅が違って楽しい。Cメロの大倶利伽羅のソロのところ、「はいそちら!」ってやってる青江かわいい。Cメロ直前のポニテさばきの美しさ。ポニテの良さを最大に活かしている。

 青江のダンスって結構あざと可愛い系なんだけど、それはやっぱり女性を内包しているから?幽霊だけど。っていうことはあの幽霊はあざとい系なのか?笑

感想 その4 美的風靡

 長髪✖️長髪✖️長髪。和泉守はカッコいいし蜂須賀は美人すぎる。ここみんな帯結びが違うんですよね。凝ってる。ただ、一言言うなら…なぜもっと青江の浴衣ちゃんと着せてくれなかった…?浴衣のシルエットが台形になっとるじゃないか。和泉守ならわかるけど、キャラ的にちゃんと崩れないようにしてほしかった。上半身はくずれてないから余計に。それはそうとここの曲、凄くいい。意外と和泉守と青江の声のハーモニーがよい。堀川くんのハモリがすごく綺麗。本当堀川くん歌上手。1番は青江推しには変わらないけど、刀ミュ見てるとどんどん推しが増えるよ。このあとの狐の話の和歌のところの堀川くんもとても美し。この曲すごく好きだけど、なんか耳なれてるなあと思ったら雰囲気がびじゅちゅーんの納涼シアターっぽいのかも。何度も聞いちゃう。村正早く帰ってくるといいね。っていうか村正あんなに青江にタジタジなのにどんな風にくれたんだろう椿油。

感想 その5  響きあって

 みほとせ曲だからみほとせ組がしっかり引っ張っててかっこいい。♪染まりたいのとこの青江の動きかわいい。ステージ中央から途中で爆走して本ステージに帰るみほとせ組。特に蜻蛉切と青江忙しすぎる。全景映像でわかるけど二人の爆走超早い。やっぱりこの曲は♪波のところで、波の解釈いろいろで面白い。青江はさざなみ。蜻蛉切さんが非常に伸び伸び歌っている。

感想 その6 獣

 もうこの曲、青江の良さ全開ですよ…メインじゃないけど。踊りがしなやかで。実はこの曲のダンス全部見たくて円盤買ったんですよね。♪勇ましい…のとこはなぜか踊らず飄々と手を振る青江。サビの最初めっちゃジャンプする。♪儚い花の、のところで伸びる首筋と♪あーあーのところの腕回しの柔らかさは必見。♪振り返らないのが、のところは乱舞祭2017のお目目隠しじゃなくてちょっと残念だけど、♪獣道の所の体の撫で方セクシーすぎ。この曲の今剣ちゃんの服可愛い。余計な話だけど、♪お前がいるから俺は行く、を、♪お前が行くなら俺も行くって聞き間違えてて、獣って割りに消極的な歌詞だな…と思っていました。笑 全体的に伊達組好きにはたまらない演出多かった。大サビの物吉くんのかっこよさすごい。安定が異常に可愛い。アウトロのところ、紋をぶんぶん回しながらいろんなところ見ながらニヤニヤするの、まじ青江っぽい。ちなみに他の年でも獣の最後ニヤニヤしてた。

感想 その7 顕現のシーン、全体的に。

 これ、現地で迫力あったろうな。モニターに映る火花が美しい。今剣ちゃんやっぱり白が似合う。制作側の蜻蛉切さんの歌唱力への厚い信頼を感じる。♪あるじ、行くぜぇ!からやっぱり、鶴丸ってこういう立ち位置なのよなぁと感じさせる。刀ステでも刀ミュでも。なんか、青江単騎から考えると、このシーンは青江は本当は一つも楽しくなかったのかも、と思うと見ていて辛い。あなめでたやな曲も。本当はこの時はめでたいなんて思ってなかったんでしょってね…。そうするとなかなか全景見てても青江追うよりも、本当に嬉しそうな今剣ちゃんとかを見てしまう。そうは言っても、♪あなめでたやと言いながら降りてくる青江は美しいし、声の伸びも綺麗です。私はこの歌、♪あなめでたやめでたや ふーんふふふだと思ってて、青江単騎の時めっちゃご機嫌!と思ってたら違いました。福福福だった。

 もう一度こういうらぶフェス系でこのあなめでたやが歌われることはないと思うけど、青江単騎を経て、本当にめでたいと思ってる青江がみんなで歌ってるところが見たい…その時私は絶対泣く。この曲じゃなくてもいいから、青江単騎後の青江が本丸のみんなといるところが見たい。青江、まじ幸せになってほしい。いろいろ考えるとこのシーン本当辛いからとりあえず一度見たらこんぺいとう一回見ないと精神のバランスが取れません。最後のカーテンコールの挨拶も…

 青江単騎、まだまだ続くからDVD化はまだですよね。この歌合のラストとセットで見ないと心が救われないので、途中バージョンのDVDもほしいです。





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