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【花とゆめ4号】歌って踊って懺悔して / 犬沢先生【読みきり感想】

あらすじ

 アイドルのねねは歌はうまいがダンスは苦手。そこへ歌を教えろと頼み込んできたのは同じく男性アイドルグループの光だった。

すきだったところ

・犬沢先生の描かれるお顔がお人形さんみたいでめちゃくちゃきれい、とくに横顔がすごいうつくしくて睫毛の描き方がものすごくすき
・おわりの余韻がよかった、同業者だからこそ共に戦うの、いいな~~
・テンポのよさともコメディともちょっとちがうけど、コミカルさがちょうどよかった たぶん変に嫌な人間が出てくるとか苦しい気持ちとかにならずにすんだので、作品自体にストレスのないところがすごいんだと思う。

もうすこしほしかったところ

・急に「懺悔」ってなに…?主人公たちがそういう宗教というわけでもなく脈絡も繋がりもないので不思議だった
・ねねちゃんのアイドルグループはこうはくに出るくらいなのでとても人気なのだろうけどとにかく外野の声がないので、アイドルである意味あるのかな…?と思いながら途中まで読んだけど最後の戦友のくだりはよかった
・とにかく画面にインパクトがないな~~光くんは人間的にポジティブで好感がもてるけど、画としてかっこよさがほしかった 顔面じゃなくて、ダンスのダイナミックさとか……
・言ってしまえば凸凹をかけあわせただけのありきたりな話なのだけど、主人公たちがなににどんなふうにどのくらい悩んでるのかが薄かったところが惜しいなあと思った。
・結局、なにをいちばん描きたくて読者をどんな気持ちにさせたかったのかがよくわからなかった。

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