あらすじ

しおりはケモ耳フェチであることをのぞけばごく普通の女子高生。2次元のケモ耳男子を追い求めてきたが、ある日現実に猫耳美男子を見かけ、ケモ耳のコンカフェを知る。そこでであった白銀は理想のケモ耳男子でありながら、接客が苦手で……

すきだったところ

・とにかく絵がかわいい！かっこいい！うまい！！！！！！！！ずーっと安定して楽しめる、1コマ目から女の子がかわいい、イケメンのアップがいっぱいある、うれしい………
・白銀くんの喜怒哀楽ぜんぶみられて最高だった。イケメンの！照れ顔！よすぎる！白銀くんが怒ってズンズン追いかけてくるところもよかった。見たいものぜんぶみられた～～！
・顔だけじゃなくて、白銀くんのキャラづくりがとってもよかった。コンカフェに勘違いで入ったのが「天然」のひとことで表せるの、よい。クールで人見知りで天然なイケメン男子、よい………　白銀くんもしかして年下……？よすぎる…………

もうすこしほしかったところ

・こういう系で難しいのって、現実とフィクションの境界だと思うんだけど(アイドルとJKとかがいちばんわかりやすい)、たとえばコンカフェの店員と個人的に仲良くなるのってアウトでは…？とか、フェチってそもそもあまり理解されないものを全面的に押し出すの引かない…？とか、ひとによってのアウトかアウトじゃないかのラインがぎりぎりで難しい。読んでてちょっとなんかやだな～～のストレスが出やすい。店休日に店に入るのも、そもそも(謝るためとはいえ)待ち伏せするのも、禁忌であるおさわりしちゃうのも、ちょっとずつぎりぎりアウトがたまっていってる感じがした。その点「多聞くん」はめちゃくちゃうまいんよな……うたげちゃんが限界突破してるから……。それが、たぶん、しおりさんが「ふつうの女子高生」としてお出しされているせいでなんで？の反感がたまっちゃった感がある。
・猫耳がないと白銀くんってほんとに感情わからないな～！のシーンがあってもいい気がした　そうでないと「なぜ猫耳の白銀くんがこんなにいいのか？」「しおりさんがすきなのは猫耳の白銀くんなのか？」「猫耳じゃない白銀くんのことはどうでもいいのか？」とかに深く切り込めないような……　タイトルが回収しきれていない！と思う！