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大切なお友達と変われる自分

この続きというわけではないのですが、フレンドさんにお世話になったときのあらすじを書いたので、一応貼っておきました。

お別れした話はview数がすごくて驚きますが、同じような悩みを抱えたかたや同じ経験をしたかたが読まれているのでしょうか・・・?
今現在つらい思いをしているかたには、アウトプットの大切さが伝わるといいなぁと思っています。

そもそも自分も、お別れさんについてはずっとひとりで思い悩んでいて誰にも相談できずにいたんです。
でもそれを打開するきっかけみたいなことはありまして・・・。

ものすごく悩むことになる少し前に、元気がなかったフレンドさんにわずかばかりの贈り物をしたことがあったんです。
よく声をかけてくれる人気者のかたで自分も大好きだったし、いつも楽しく遊ばせてもらっているのでお返しがしたいという気持ちもあって・・・自分なんかじゃなんの役にも立てないかなと思いつつも「少しでも気が紛れてくれるといいな」と願って、贈り物と一緒にお手紙を綴りました。

幸い喜んでいただけたみたいで「心の痛いはなくなったよ!」という気丈なお手紙と高級なプレゼントをお返しにもらってしまいました(申し訳ない)。。
そのときは詳しい話を聞いたわけではないのですが、なんとなく「大切なかたとお別れしたんだな」というのは伝わってきたんですよね・・・。

そういったことがあったので、そのフレンドさんに大切に思っている人とお別れしたときはどうやって乗り越えたらいいのか思い切って聞いてみたんです。
ちょっともう、ひとりでは抱えきれなくなっていたんでしょうね。

突然そんなことを聞いたので直球すぎて不躾だったのではないかと思うのですが、しばらくの間のあとでつらかった出来事やどう乗り越えたのかを教えてくれて、現状を打破する勇気をもらいました。

さよならを後押ししてくれたのは紛れもなくこのフレンドさんでした。リンクの記事のFさんです。

さらにFさんに色々相談して話を聞いてもらったことで、自分が今までしてきた友達付き合いはうわべだけの浅はかさがあったと気付いて反省するきっかけになりました。

誰かが思い悩んでいることに気付いて、事情も知らないのに「大丈夫、あなたは間違ってないよ」という態度をしてしまうのはひどく無責任ですよね・・・。
恥ずかしながら今までそういうことをしてきました。

その人のことが大事なら、まずはしっかり話を聞くべきなんですよね。
ひとりで悶々と考えていても前に進めず、話すことによって初めて自分の気持ちが分かったりすることがあるということを知ったので・・・。

弱ってる人ってうわべの言葉だけでも「ありがたい」と感じてしまうと思うので、なかなか卑怯な態度だったのではないかと思います・・・。
悪気があったわけではなくその反対でしたが、本当に大事に思っていたら良い方法ではないですね。

「うわべだけの人間付き合いでいい」というかたもいらっしゃるかもしれないし、それなら間違いではないのでしょうが・・・自分としては間違っていました。

Fさんだけではないのですが、自分がなかなか相談できない理由について、みんなまずそこから話を聞いてくれました。

相談するって自分サイドの話になるじゃないですか。
どうしても自分目線での話になってしまうので、自分に好意を持ってくれる人ほど、相談内容の相手に非があると感じてしまう気がするんです。

まずそこが気がかりでずっとひとりで抱え込んでしまっていたのですが「ノエちゃんの話が悪口なんて思わないよ。ノエちゃんが悩むほど大切な人が、悪い人のわけないからね」と言ってくれたことにより、がんじがらめになっていた心の糸がほどけた気がしました。

この人は一方的に自分の味方をするのではなく、話を聞いてくれる人なんだ。

自分のことをただ肯定するのではなく、「ノエちゃんが1番つらいのはなにかな」「ノエちゃんはどうしたいのかな?」と、自分ですらわかっていないつらい気持ちまで一緒に共有して考えてくれました。

そしてこの記事の展開になり、フレさんたちには本当にたくさん助けていただきました。

毎回話をする前に「悪口みたいに聞こえないか心配でうまく話せる自信がないし、悪く聞こえちゃったらそれはノエのせいなんだけど」と言っていましたが、みんなとてもわかっていて「悪い人だったらそもそも悩んだりしないからね。ノエちゃんにとってそれだけ大事な存在だっていうことだよね」と。

自分だったらたぶん、そんなこと思い至らなかったです・・・。
今までなら「フレさんはみんないい人たちだから間違ったりしない、相手の人に問題があるんだろう」と思っていた気がします・・・。
「いい人たちで間違わない」という前提は、信頼関係に拠るもので決して悪くないと思うんです。
でもフラットな気持ちで話を聞かないと、大事なことって見逃してしまいますよね。
間違っているところを教えてもらいたいので・・・。

会話って「聞き流す」とか「腹を割って話す」とか、色んな度合いがあると思うんです。
後者の場合は自分の経験を分け与えることでもあるし、その人に嫌われるかもしれないのに踏み込んで自分の意見を言うことでもありますよね。

そこまでして自分に関わろうとしてくれる人がたくさんいたことがまず奇跡のように思えたし、本当にとても救われたし嬉しかったです。

考えてみるとフレさんには、率直に人と関わろうとする強さと優しさを持った人が多いかもしれません。

例えば野良で初めて出会ったときに「もしあれば装備はこっちのほうがいいよ」と教えてくれるとか・・・「指示するな」みたいなことがよくある話だから自分だったら『もう会うこともないだろう』と考えてなにも言わないと思うのですが、実際にそう教えてくれたかたに出会ったときは感動して(笑)フレンドになっていただきました。

なんでも率直に意見を言ってくれる、表裏のない性格の尊敬しているフレさんです。

残念ながら自分は今でもそれを真似できるほどの強さと優しさは持ち合わせていないのですが、せめてお友達には積極性を欠如せず関わっていくことがみんなへの恩返しになるんじゃないかと考えています。

ろくに話を聞きもせず「あなたは悪くない」と言うことはもうしません。
本当に悪いことをしてしまっていました・・・。
誰が悪いとか悪くないとか、そういう思考って浅はかだし何も解決しないですよね・・・。
味方になるってそういうことじゃなかったです。

話を聞いて、自分の経験は分け与える。
なるべく客観的な意見を言う。

それが人に寄り添うということなのかもしれません。
お友達が悩んでいたときには、誰かを責めるのではなく『なにが問題でそれをどうしたら解決できるのか』を一緒に考えたいです。
器の大きい人間ではないので、出会った人全員にそれが出来るわけではありませんが・・・。

でも人を変えることはできないけれど、自分は変われるということが今回のことでよくわかりました。

話していてとてもありがたいなと思ったのが、価値観や物事の見方のすり合わせをしてくれるところです。
お友達が客観的な目線で「普通だったらこうするのにね、それがお別れさんの問題点でノエちゃんが苦しくなってしまう理由だね」と分析したときに「お別れさんの行動は個性であって、それをつらいと思うノエのほうが問題だから助けてほしい」と言うと、今度はその見方で真剣に考えてくれるんです。

そういう一方的な視点を押し付けて、あまりにもわからず屋なので怒られてしまうこともありましたが・・・でもそこまで向き合ってくれることが本当にありがたくて、叱ってくれて感謝しかなかったです。

自分で書いていてもものすごく無理難題を投げ掛けていると呆れますが、みんなの度量がすごいですよね。

みんな同じオンラインゲームでの人付き合いでなんらかの苦労を乗り越えてきた人たちだから理解も深く、そして乗り越えるのに時間がかかった人ほど同じ思いをさせたくないゆえに厳しい意見でした。

「自分だったら無理だから早めにお別れする」というのはみんな共通して言っていたことで、やっぱりそうなんだなぁと改めて思ったのですが。

「でもお別れさんとは話すべきだよ。もしノエちゃんのことを今後も関わりたい人だと思うのならお別れさんが自分にできることを提案してくれるかもしれないし、お別れさんだって一方的なお別れはかわいそう。きっと話したいことがあると思うしそれを聞かなかったことでノエちゃんが後悔する日が来るかも」

こういうふうに考えたことはなかったので、言われたことを考えてその通りだなと思いました。
問題がノエキャロ側にあることを前提として、本当に真摯に考えてくれていました。

結局お別れさんには「フレンドを切るように誘導されているとしか思えない」と言われたので、むしろ一緒にいたいから話しているんだけどなぁと切なくなりましたが、これは自分が至らないせいですね。

でも最後にお別れさんとお話することに決めたよ、と事前にお友達に報告したところ「骨は拾うから頑張って!!」と言われ、おかげで見事に玉砕することができました・・・。

言いにくいことでもちゃんと言ってくれて、最終的に「オブラートに包めなくてごめん」と言われましたが、むしろありがたかったです。

みんな共通して言っていたのは「お別れしてつらくても絶対に時間が解決してくれる」ということです。
その時間をやりすごす対処方法は、人によって様々でした。

自分の場合だととにかく情報を遮断すること(Xを開かない)と、お友達に話を聞いてもらうこと、なるべくお友達のためになることを考えて行動すること。
そしてnoteに自分の気持ちを綴ること。

今ではもうお別れさんの話を聞いてもらうこともなくなりましたが、お別れさんのことを思い出してしまうときには楽しかった思い出やお別れさんがしてくれて嬉しかったことなどを、たくさん話していました。

「バトルは苦手だけどお別れさんと遊びたいから頑張ったんだ」とか「お別れさんが自分の動きを見てダメなところを教えてくれていたよ」とかそんなようなことですが・・・しかも何度も同じ話をしたりしていて迷惑だったと思います(笑)。
そんな話をフレさんはいつも「そうだよね、優しい人だったんだよね」と聞いてくれていました。

ノエキャロが散々泣いていて自分も悲しい思いをしながら相談を聞いていてくれたのに、それでも誰のことも否定したりしないんですよね。

お友達の徳が高すぎます・・・(笑)。

お友達のみなさんがそういうふうに接してくれたから、ちゃんとお別れさんとさよならできて自分も立ち直れました。
本当にありがたいです。

そしてそれ以上に自分も友達付き合いはもっと誠実にしたいと思えたことが、なににもかえがたい経験になりました。

口先だけで味方のふりなんてしない。
本当に味方でいたいなら、自分から積極的に関わってとことん話を聞く。

自分にはみんなみたいに素晴らしい人格も力も備わってないけど、みんなにかけてもらった気持ちと時間はかけがえのない宝物だから、それをお世話になったみんなやお友達に還元していけたらと願っています。

この記事のフレさんからLINEでお母さまの話を聞いたときにも、みんなのことを思い出していました。
みんなみたいにうまくはいかないけど、そしてなんの役にも立てていないけど、気持ちは伝わっていると言ってもらえて逆に救われた気がしました。
なんだかだめな人間ですね。。

自分と話したことで、もしこのフレさんの気持ちが少しでも良い方向に向かったとしたら、それはノエキャロを助けてくれたフレさんたちのおかげです。

助けてくれてありがとう。
大事なことを教えてくれてありがとう。

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